こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、長野県木曽川水系の渓流へヤマトイワナ探索へ行ってきました。
本釣行は、2023年9月の内容をまとめたものとなっています。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
下流域
山は徐々に秋色に染まりつつある9月の上旬、この日の朝はたまたま一桁台の気温。
このままヘッドライトをつけて歩いていこうかと思いましたが、車止めには誰もおらず眠気との闘いも限界を迎えたため仮眠をとることにしました。
周囲が明るくなり始めた頃にようやく準備開始です。
この渓は滝が連続するのと、両岸がかなりせばまった区間があることが国土地理院の地図から読み取れたので、ヘルメットを装着して遡行していきます。
私が使っているモンベルのヘルメットは軽量で持ち運びも苦にならないため、重宝しています。
滝を越えていくと、穏やかな流れになってきました。
滝上の釣りは、魚影があるかどうかいつもハラハラした気持ちになります。
ルアーを流れに沿ってアクションをかけると、岩の影から秋色に染まったヤマトイワナが出てきました。
全体的にサツマイモみたいな色合い。
朱点の鮮やかさがなんとも木曽のヤマトイワナらしいです。
見た目の変化から、季節の移り変わりを感じ取れるのも渓流釣りの醍醐味ですね。
この渓のイワナは、ワンポイントみたいに朱点が主張していることが多々ありました。
写真をみてもお分かりの通り、鰭にも滲んだ朱点がちりばめられています。
こちらは遠山川水系のヤマトイワナですが、同様に1点のみ朱点の色合いが際立っているのが分かります。
異なる水系の山岳渓流で、こういった特徴が見られるのには何か共通点があるのかとも考えてしまいます。
上流域
地形図上の狭まった区間は、予想通り何度か高巻きを強いられることに。
残置ロープもいくつか見られ、釣り人がここまで入っているのかと驚きました。
大水がでたらイワナが隠れる場所があまりなさそうではあったので、魚影は少なかったですね。
光があまり差し込まない中でも、サイトマスターをつけているのでらくらくイワナを見つけることができます。
頬の部分にも、滲んだ朱点があります。
浅瀬に浮いていたイワナだったので、今度来る機会があればフライで楽しみたい沢です。
進んでいくと両岸の高巻きがなんとも面倒くさそうな場所にでました。
時間もお昼過ぎだったので、動画だけとって早々に退渓とします。
因みにイワナ達はゆうゆうと泳いでいました。
左岸からは巻けそうな感じでしたが、確実に時間はかかりそうです。
他に開拓するところがなくなったら、上流を目指してみたいですね。
退渓は勿論、藪漕ぎをして終了です。
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