こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は天竜川水系へヤマトイワナ開拓をしてきました。
本釣行は、2024年5月22日の内容をまとめたものとなっています。
もう一つの最終章です。
入山
最奥の開拓から数日経ち、いよいよ今シーズンから始めたもう一つの水系の開拓を終了させる時が来ました。
6時前に林道ゲートへ到着すると、なんと県外車が4台も停まっています。
絶望的な状況です。
この時間で停まっているなら、おそらく上流部の泊だろうから、今日は下山のはずと予測します。
案の定、MTBを走らせ1時間ほどすると、バイク4台の傍に幕営地がありました。
挨拶をすると、「昨日散々釣った。」とのこと。
リーダーらしき男性に確認すると、「上流へ行ってもよい。」と許可を得ました。
これで安心して開拓ができます。
先行者の有無や沢割を怠ると、容易に釣り人同士はトラブルに進展します。
釣り人同士、お互いに気持ちよく釣りができるようにモラルを持つようにしましょう。
上流部
バイク集団を後にして、2時間ほどで今回の目的地へ到着です。
午後から天気が崩れそうな雨雲レーダーであったので、早めに決着をつけたいところです。
さっそく、ルアーにて探っていきたいと思います。
流心脇から、ミノーに食いついて出てきてくれました。
特徴的なマーブル模様が分かりやすいヤマトイワナです。
この水系のイワナの腹部の色あいは、マンゴー色のことが多いように感じます。
下界の喧騒も、この瞬間は忘れることができます。
さらに同じポイントから、もう1匹出てきてくれました。
小柄ながら、特徴的な模様がよく出ている個体ですね。
前回の渓が、非常にヌメリの多い場所だったので、写真の様なしっかりとグリップが効く岩は本当にありがたいです。
その分、遡行が容易となるため、どんどん上流部を目指していきます。
岩のえぐれの部分から、黒い影がチェイスしてきます。
手繰り寄せてみて驚きました。
まるで蛇の様な体つきをしている個体です。
このような個体を見たのは初めてだったので、アクリルケースに入れてしっかりと観察です。
泳ぎは問題なく、ここまで大きく成長できる自然のたくましさに感服しました。
清涼感ある青々とした渓のため、気持ちよくキャスティングができます。
浮いているイワナも見えてきました。
大淵から出てきてくれました。
水系の特徴を捉えたパーフェクトな個体ですね。
アップした写真です。
青いマーブル模様に、朱点、黄金色ベースなのが非常に分かりやすいですね。
大型のイワナばかりで、遡行が進まず困り果てました。
その後も沢の規模は縮小されていきますが、サイズは変わらずアクリルケースにぎちぎちな個体が多くみられます。
チェイスしてくる段階で小型の場合は、ルアーをピックアップして遡行に集中です。
顔周辺が黒っぽく錆ていて、雄の勇ましさが際立ちます。
永遠に続くと思われた魚影も薄くなり、大幅に標高を上げた影響か沢全体も荒れ始めたので終了とします。
全体的に遡行難度が低い渓でしたが、アプローチまでに時間がかかるので体力に自信のある初心者なら連れてきたい場所ですね。
下山
遡行時間よりも圧倒的にMTBに乗っている時間が多い渓でした。
お気に入りの行動食で、奮い立たせます。
今シーズンで累計何百km濃いだか見当もつきませんが、こうして一つの水系の開拓を無事終えられたので満足です。
また新たな開拓地を探すのが楽しみで仕方ありません。
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