こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回はヤマトイワナを求めて山梨県早川漁協管轄の野呂川へ行ってきました。
2024年7月3日~5日の内容をまとめたものとなっています。
さっそく詳しくお話していきます。
林道
連日の雨により、北沢峠行きのバスの再開が7月2日でした。
戸台パークへ向かうと、既に先日出発したであろう車が停まっています。
あの雨の中、行ったのか……。
釣り人かどうか不明ですが、登山客であることを祈りながら始発のバスを待ちます。
7月3日の時点で始発は8時と遅めです。
北沢峠から戸台パークへの最終便も16時と切り上げが早いため、2泊3日の行程で行くことに決めました。
余裕をもって楽しみたいですからね。
北沢峠から野呂川出会いまで歩いていくと、明らかに整備がされてない道との分岐があります。
いつもと同じ感じの道で安心しました。
崩落個所もあり、真横が崖となっているため慎重に通過していきます。
雨の影響か、支流の水量が多いように感じられました。
写真の看板以降は、川沿いを歩いていくことになります。
釣り人なら見慣れた道ですが、一般登山客は靴が濡れてしまうだろうから大変です。
しばらくすると小屋が見えてきました。
両俣小屋
山小屋自体を見るのは久しぶりなので、少し緊張。
さっそく小屋の方に声をかけていくことにします。
幕営地の利用代金を支払い、先行者の有無について確認してきます。
👤「今日は4人入っているよ。」
4人!?
離れた幕営地を確認するとテントは1つのみ、どうやら小屋泊の釣り人が多いようです。
帳簿を確認すると、6月の下旬から小屋にいる方もいます。
有名河川の人気ぶりを甘く見ていました。
全ての渓に人が入っているため、先行者のアプローチ法について確認してきます。
その中でも、一番入った時間が早くてルアーマン1人だけの支流を後追いで行くことにしました。
間隔は僅か2~3時間程度、果たして……。
先行者の沢
先行者がルアーのため、今回はフライで探索することにします。
雨の影響で、やはり水量は多めです。
しかし、上を向いているイワナがあちこちにいます。
先行者がいるはずですが、フライを試しに流してみると……。
いきなりお目当てのヤマトイワナが出てきてくれました。
遠山郷のオレンジリップとは異なり、真っ赤な口先をしています。
見慣れない特徴を持ったヤマトイワナだったので、まじまじと観察しました。
どの個体も色の濃さは違いますが、口紅をしているように見えます。
鰭や腹部はオレンジ色に染まっており、この辺りは長野県のヤマトイワナとも共通しています。
南アルプスには、特に多いように感じます。
水溜りをみていると、なにやら黒い物体が動いています。
久々にサンショウウオを見た気がします。
水の澄み切った源流域ならではの光景ですね。
こちらの個体も同じような特徴をしています。
1つの支流だけでは判断しにくいですが、別の支流でも見られるのでしょうか。
次の日以降が楽しみになってきます。
実はパラシュートに変えて反応を見てみましたが、好反応とは言えません。
カディスがお好みの様なので、そのようにしていきます。
どのポイントにもイワナが居ついており、中々前に進むことができません。
気づいたら16時を過ぎていたため、幕営地に戻ることにしましたが、沢を下るのに15分かかりませんでした。
全然奥まで探索できませんでした。
幕営地
焚火ができないということなので、お湯を沸かした簡単な食事にすることにしました。
カモシカスポーツのオリジナル食品を試しに導入してみました。
他社の製品と比較して価格も安く、量も多いため大満足です。
ガス缶とクッカーがあれば作れるので、荷物を減らしたい時には便利ですね。
小型なので、スタッキングも容易になります。
今日入った沢の先行者であるルアーマンと釣り談義を楽しんでいると、あっという間に周囲は暗くなっていきます。
どうやら、ルアーの反応は思わしくなかったようです。
明日の6時には沢割が始まるそうなので、寝坊しないためにテントへ駆け込みます。
今までに経験したことのない種類の泊だったので少々驚きはしましたが、結果としては大満足。
明日は、先行者になれることを祈りながら就寝です。
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