こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は天竜川水系へヤマトイワナ開拓をしてきました。
本釣行は、2024年5月30日の内容をまとめたものとなっています。
前日までの大雨の影響は……。
入山
県内では、前日までの大雨の影響で通行規制を設けた箇所が多くありました。
丸一日経過したからといって路面状況は不明ですし、何より増水の影響が懸念されます。
路面状況を市町村の林務課に問い合わせます。
管轄の林務課に電話すると、大抵の場合は詳細な情報を持っているのでオススメです。
午前中の朝方のみ晴れ渡っていましたが、次第に雲が厚くなり気分がのりません。
林道を歩いていると、やはり増水と濁りの影響を避けることができないことが分かります。
しかし、1つの支流のみ増水傾向ではあるものの、濁りが全くないではありませんか。
今回のターゲットである沢です。
下流域
さっそく調査開始。
沢の合流部近辺を遡行してきた印象としては、走るイワナの姿もなく不安ではあります。
平水時のポイントと思われる箇所もルアーを通すのがやっとという感じです。
僅かに流心から外れたレーンを集中的に狙っていくことにします。
水系特有の模様を持つイワナが出てきてくれました。
この水系の周辺は、荒れ沢と化すことが多いので、正直渓魚の姿を確認できただけでも充分というほどです。
ようやく渓に陽の光が差し込み始めた頃、懸命にルアーを追ってきた個体です。
小柄なイワナでも、模様がはっきりと浮き出ていると上流域が楽しみになってきます。
白泡と化している渡渉点を避けて、底が見えるポイントを選びましょう。
上流域
今回の大雨の影響かは不明ですが、沢筋に多くの土砂流入や落石が確認できました。
頭上にも注意を払いつつ、遡行を続けていきます。
対岸付近の岩のえぐれ部分から出てきてくれました。
上流部となると一層色合いが強まってきますね。
太陽光に照らされて、美しさが一層際立ちます。
アップで見ると、マーブル模様が非常に分かりやすいです。
進めども増水の影響は続いていきます。
遡行上の不安が感じられる場合は、無理をせず退渓することも視野に入れた行動計画を立てましょう。
アップストリームで限界がある場合は、立ち位置を変えてみることをオススメ。
ダウンでアプローチするのに適したミノーもあるので、選択肢の一つとして頭に入れておくと幅が広がります。
青っぽい個体とは違った、非常にオレンジが強く出ている個体ですね。
激流に相応しい大きな鰭をしています。
ポイントによって、同じ渓でも色合いが異なるのは面白いです。
小渓ながら、多くのヤマトイワナ達の姿を確認できました。
時間はお昼くらいですが、以降魚影がなくなったため、ゆっくりと退渓することにします。
下山
大雨後に濁流と化さず澄み切った水質であったことからも、極端な大荒れをするような渓ではないと予測できます。
これだけのヤマトイワナ達がいるのも納得できますね。
次の支流探索が楽しみになってきます。
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