こんにちは、モモです!
「先行者って何?実際会ったらどうすればいいの?」
「渓流釣りを始めたけど、基本的な心構えがあったら知りたい!」
そういった悩みを持つ初心者の方に向けた内容となっております。
それでは、渓流釣りの基本マナーと先行者への対応について解説していきたいと思います。
先行者とは?
先行者とは、釣り場に行った際に、自分より先に釣りをしている人のことを指します。
沢登といったシャワークライミングを主とするスポーツと違い、渓流釣りにおいては先行者の存在の有無が重要となります。
なぜなら、対象となる渓流魚はとても繊細な生き物であり、一度場が荒れてしまうと半日以上は釣りの対象とすることが難しくなってしまうからです。
全く釣れないなと思っていたら、上流から釣り人が下ってきてから先行者の存在に気付くということもあります。
先行者がいた場合の対応方法
先行者がいた場合、どのタイミングでその存在に気が付くかで対応方法が異なります
車止めや林道の終点で出会った場合
この場合の対応方法は、まだ釣りを開始していないので比較的スムーズに解決することが多いです。
まずは自分から声をかけて、どこの区間を釣りする予定か確認しましょう。もし自分が釣りをする予定の区間と異なる場合は、その旨を伝え互いに合意し、区間が被ることがないように釣りをしましょう。
もし同じ区間だった場合は、先行者に場所を譲り、自分は違う区間を選択するか渓流を変えるかした方がよいです。
なぜなら先行者がいた場合の釣りは上述のようにシビアな釣りになる場合が多い上、後追いを選択してもかなりの時間を制限されてしまうことが多いからです。
それだったら、早いタイミングで違う渓流を選択した方が、多くの時間を釣りに使うことができます。
釣り上がっている途中で、先行者に追いついてしまった場合
この場合も、まずは自分から声をかけて、どこまで釣りをする予定か確認をしましょう。
意外にも声をかけると…
「もう帰ろうとしていたところだった。」「もう満足したので、先に行っても大丈夫ですよ。」
といったことを伝えてくれる先行者もいるので、その場合はお言葉に甘えて釣りを継続しましょう。
もし、釣り上がっている途中でも沢割が可能な区間であれば、先行者と交渉をしましょう。了承してくれた場合は、場を荒らさないように川の中は避けて、陸地を歩くようにしましょう。
釣りをしたい区間が先行者と同じだった場合は、上述のように大人しく下流の区間にするか渓流を変えるかする方が無難でしょう。
自分が先行者となった場合
最後に自分が先行者となった場合ですが、後続の釣り人の存在に気付いた時点で自分から声をかけることを心がけましょう。
もちろん、後続の釣り人から声をかけてもらうこともあります。しかし先行者(自分)の存在に気が付いた時点で、コッソリとすぐ近くの上流へ頭はねしたり、無視して釣り上がっていく者が多いのが事実です。
自分から声をかけることは、これらのリスクを未然に防ぐことにも繋がります。
まとめ
今回は、渓流釣りの基本マナーと先行者への対応について解説していきました。
先行者の存在に気が付くタイミングと立場によって対応が異なります。
お互い釣り人なのですから、されて嫌なことは同じはずです。
是非マナーを守って、気持ちの良い釣りを楽しんでくださいね!
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