こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は天竜川水系へヤマトイワナ開拓をしてきました。
本釣行は、2024年6月5日の内容をまとめたものとなっています。
久々に、すがすがしい天気です。
入山
前日の天気予報を確認すると、どうやらこの日だけはしっかりと天気に恵まれそうだということが分かりました。
6月になると夏がいよいよ近づいてくるイメージが強いですが、梅雨という側面を忘れてはいけません。
晴天は貴重です。
新たなフライリールを手に入れることができたので、今回はフライフィッシング縛りでいこうと思います。
どんなイワナ達がいるのか楽しみです。
1つ目の沢
今回の目的である沢へ到着すると、さっそく不穏な様子が……。
前日、雨が降っていたわけではないのにも関わらず増水&ささ濁りといった始末です。
突発的な降雨があったのでしょうか。
沢沿いは、浮き石だらけで足場が安定しません。
更には標高差もあるため急流と化しており、渓魚が長く居つくことができる環境とも思えません。
しかし、何とかフライに出てくれた個体を確認すると見覚えのある模様をしています。
これ以降の上流でまったく魚影を見なくなったことから、あることが推察されます。
それには、支流を探す必要があるのです。
2つ目の沢
なんとかイワナ達が好みそうな沢はないか周囲を探索していたところ、濁りのない清流が流れ込んでいる箇所があります。
水量も安定しています。
苔むす渓で、気持ちが穏やかになってきます。
差し込んだ光の先を見ると、すでに泳いでいるイワナの姿を確認することができます。
岩の合間にキャストしていくと、さっそくヤマトイワナの登場です。
どうやらこの支流から、流れ込んできていることが分かりました。
こうした状況判断が、開拓をする上では重要です。
パラシュートにめがけて、勢いよくライズしてくれました。
水に長時間触れるフライの浮力は、長持ちするほど余計な手間を省くことができます。
一度フライになじませれば、何回もつける動作をする必要はありません。
カディスへ交換し、流れに沿わせていくと水面に出てきてくれました。
側線付近に朱点が集中しているだけでなく、鰭や腹部にまで広がっているのが分かります。
居つきの個体を見ると、沢の特徴がどんなものか推察可能なのです。
岩の色合いとイワナの青さがシンクロしているようです。
今回は2種類のフライを使っただけですが、サイズは12~14番とこまめに変えていきました。
いちいちティペットを継ぎ足す方も多いですが、私は面倒なのでやりません。
ワンモーションで済むので、楽をしたい方にはオススメです。
下山
バンブーロッド×シルクライン×ジャパンリール×ヤマトイワナというミッションを、開拓しながら遂行できたので、今回は早めに退渓することにします。
リールが、自分好みの色へと移り行く様子がたまりませんね。
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