こんにちは、モモです。（@sanshibu)
今回は、源流泊でのオススメスタッフサックを解説していこうと思います。
「そもそもスタッフサックって必要？」
「山岳渓流で使い勝手のいいスタッフサックを知りたい！」
「気にはなっているけど、どんなのがあるんだろう？」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか？
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説！
結論から言うと…
・ISUKA WeatherTec Inner Bag
・SEA TO SUMMIT Evac Dry Bag
・SEA TO SUMMIT Ultra-Sil Nano Dry Sack
・GRANITE GEAR eVent Sil Compressor
・GRANITE GEAR eVent Sil Dry Sack
上記のスタッフサックが、山岳渓流でオススメできるものとなっています。
私が実際に使っているものを一部含めて、解説していきたいと思います。
私のイチオシはISUKA WeatherTech Inner Bagです。
スタッフサックが必要な理由
日帰り釣行では一般的に必要とされないシュラフや幕営地用の衣類といったものを、バックパック内に入れて行動しなければいけないのが源流泊です。
バックパック自体に防水性を持たせるのはいい選択肢ですが、水の侵入を防げなかった場合の対策も必要となります。
状況に応じて求められるスペックが異なる点に注意。
山岳渓流の遡行を始め、突発的な天候変化など水の影響を無視できないのが事実。
アプローチ上、泳ぎを選択肢にしなければいけない場合は浸水の可能性がさらに高まります。
対策を講じておかないと、何が起きても後手に回ることが多くなります。
バックパック自体の防水性を過信していたばかりに、シュラフと衣類を濡らしてしまい一睡もできなかったということは実際に起こっています。
本来の役割を発揮できないギアはただの「お荷物」であり、リスクマネジメント上で想定できる程度のことは事前準備が重要です。
たまたま死んでいないだけで、「再現性があり褒められる行為」ではありません。
高価なカメラを持ち歩くのであれば、防水性に特化した収納方法は必要不可欠。
ギアを圧縮し、バックパック内の限られたスペースを効果的に用いるという点においてもスタッフサックは重要な役割を果たします。
入退渓方法が限られた場所であれば、笑い話になりません。
オススメのスタッフサック
満足のいく源流泊もしたいし安全管理を徹底したいけど、用途別にスタッフサックの種類が豊富なので選ぶのが大変だという方もよく見かけます。
私が実際に使っているスタッフサックを含めて、ピックアップしたので解説していきたいと思います。
まずはISUKA WeatherTec Inner Bagです。
ISUKA WeatherTec Inner Bag
防水性、防風性、透湿性、結露防止に優れた3層構造の高性能素材を採用しており、山岳渓流特有の雨や湿気から内部のギアをしっかりと守ります。
12時間以上雨に打たれながら行動した際も、内部のギアに何の被害もなかったのは驚愕でした。
バックパック内全体を保護したい場合、泳ぎなどのアプローチや天気の不安定な時期に泊をする方には特にオススメです。
軽量素材でストレスとは無縁なのもポイント。
SEA TO SUMMIT Evac Dry Bag
防水透湿素材であるeVentを採用しており、密閉状態でも空気を排出しコンパクトに圧縮することが可能です。
最大容量の35Lサイズでも重量は113gしかないため、用いない理由を探し出す方が困難なのが事実。
バックパック内の重要ギアをよりコンパクトに収納、行動中に必要な消耗品と明確に分離させて利用したい方には特にオススメです。
底部が楕円形になるため、安定したパッキングができるのはユーザビリティ重視。
SEA TO SUMMIT Ultra-Sil Nano Dry Sack
より軽量に特化したシルナイロン素材を採用、全ての縫い目にシームテープ処理を施しており完全防水となっています。
中身の確認が容易となる半透明生地でもあり、収納ギアを全て取り出す動作とは無縁なのでストレスフリー。
防水性と堅牢性を維持したまま、少しでも装備の軽量化をしたいという方には特にオススメです。
ロールトップデザインであり、密閉性が高いのが事実。
GRANITE GEAR eVent Sil Compressor
付属の紐と自重をかけながら圧縮することで、バックパックの隙間を利用した収納が可能となります。
防水性と透湿性に優れたeVent素材で山釣り師との相性は抜群、高強度ナイロン採用で岩と衝突させても傷がつかないのが事実。
わずかな空間でも活用して、より効率的なパッキングをしたいという方には特にオススメです。
詳細レビューはこちらになります。
GRANITE GEAR eVent Sil Dry Sack
防水透湿性と圧縮に適したeVent素材と、用途ごとにギアをまとめることができる手頃な容量を実現しています。
先駆者のようにeVent素材を用いてきたGRANITE GEARだからできる、ユーザビリティ重視。
遡行、釣り、撮影、幕営地といった用途別にコンパクトな収納をしたいという方には特にオススメです。
実際使用していい意味で多く驚かれるのが、このスタッフサックでしたね。
まとめ
今回は、源流泊でのオススメスタッフサックを解説していきました。
ここで、おさらいです。
・ISUKA WeatherTec Inner Bag
・SEA TO SUMMIT Evac Dry Bag
・SEA TO SUMMIT Ultra-Sil Nano Dry Sack
・GRANITE GEAR eVent Sil Compressor
・GRANITE GEAR eVent Sil Dry Sack
日帰り釣行では一般的に必要とされないシュラフや幕営地用の衣類といったものを、バックパック内に入れて行動しなければいけないのが源流泊です。
バックパック自体の防水性を過信していたばかりに、シュラフと衣類を濡らしてしまい一睡もできなかったということは実際に起こっているのが事実。
優れた防水性を始め、ギアを圧縮しバックパック内の限られたスペースを効果的に用いるという点においても、スタッフサックは重要な役割を果たします。
リスクマネジメントに役立てるため、購入してくださいね。
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