こんにちは、モモです。
今回は、NEMO(ニーモ)スイッチバックを紹介していこうと思います。
「パッドなんてそもそも必要?」
「源流泊で使い勝手のいいパッドを知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・氷点下でも底冷えしない保温性
・軽量かつコンパクトに収納可能
なるべく荷物を軽くしたい&シーズンを通して源流泊をするという方にオススメです。
悩める釣り人の味方、それがNEMO(ニーモ)スイッチバックです。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
NEMO(ニーモ)スイッチバックを使ってみようと思った理由
コンパクトさを追求するのであれば、エアマットを使用する方も多いと思います。
私も以前使っていましたが、ある欠点が許容できないために持っていくのをやめました。
そう、焚火に対して圧倒的に脆弱なのです。
簡単に穴が開いてしまうため、テント外で安心して使うことができないのです。
どうにかテント内外で、火の粉の心配をせずに使えるパッドはないかと悩んでいた時に、地元のアウトドア用品店で発見したのが、NEMO(ニーモ)スイッチバックでした。
415gという重量にビックリ、見た目のごつさからは想像できないような軽さでした。
折り畳み式なので、エアマットと異なり、好みのサイズに変更できるのも決め手でした。
こうして当初の思惑通りに、ストレスフリーな焚火ライフへと至ったわけです。
実体験
購入以降は、源流泊での必須アイテムとなっています。
感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。
まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック
重量 | 415g |
長さ | 183cm |
幅 | 51cm |
R値 | 2.0 |
素材 | ポリエステル |
六角形の独自のフォームを採用。
サーマルフィルムを裏面に配置することで、熱を反射し寒さを軽減させる仕様となっています。
レギュラーサイズは長さ183㎝のため、余裕を持って横たわることができます。
メリット
要点を以下にまとめました。
・氷点下でも底冷えしない保温性
・軽量かつコンパクトに収納可能
1つずつ触れていきます。
氷点下でも底冷えしない保温性
NEMO(ニーモ)スイッチバックの導入を始めてから、数回目の源流泊のことです。
4月下旬だったのですが、日中の寒暖差が激しい地域のため、夜間には氷点下となってしまいました。
朝には沢靴もカチコチになる位だったので、それだけでも外部の気温を知るには十分でした。
実際シュラフから飛び出た顔が冷やされ、夜間目が覚めたのですが気づいたことが……。
「ん?背中が寒くないぞ!」
R値が2.0なので、適したシーズンは春~秋にかけてのはずなのですが、性能以上の働きに衝撃を受けました。
氷点下の中でも底冷えしない保温性のおかげで、眠れなくなるという最悪の事態を避けることができたというわけです。
後日の行動に影響していたらと考えると恐ろしいです。
軽量かつコンパクトに収納可能
基本スペックでも触れましたが、見た目のごつさから想像できない位軽量なのが特徴です。
415gなので、手の平サイズのペットボトルより軽いということになります。
上の写真は源流泊で、遡行しながら釣りをしてる場面です。
軽量かつザックに横付けし、コンパクトに折りたたむことが可能なため、キャスティングにも影響せずに腕を自在に動かしていました。
足場も不安定でしたが、ザックの重心がずれて転倒するといったこともありませんでした。
腕の後ろにあれば、気になりそうなものですが、存在を忘れてました。
デメリット
ザックへの収納方法が限られてしまうのが、一番のデメリットです。
415gの重量と言っても、サイズまでペットボトル並みではないですからね。
その点は、エアマットの方に軍配が上がると思われます。
収納方法としては、ザックの中を型どりするようなイメージで囲んでしまう手段があります。
こうすることで、ザック全体の安定性も増し、他の収納が容易になるという恩恵を得ることができます。
もう一つは、私がやっているようにコードロックを用いて、外付けする方法です。
自由に調整できる上に、遡行上の安定性も問題ありません。
まとめ
今回は、NEMO(ニーモ)スイッチバックを紹介していきました。
ここでおさらいです。
・氷点下でも底冷えしない保温性
・軽量かつコンパクトに収納可能
なるべく荷物を軽くしたい&シーズンを通して源流泊をするという方にオススメです。
SHELL分析からも分かるように、道具の選定はリスクマネジメント上でも重要となります。
是非、選択肢の1つとしてご検討ください。
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