【源流泊】クロスオーバードーム 2G レビュー

こんにちは、モモです!
今回はヘリテイジ クロスオーバードーム 2Gを実際に使ってみたレビューをしていきたいと思います💡

「自分の持ってる源流泊用テント、ザックの中身占有しすぎ!」

「気にはなっているけど、源流泊で使えるのかな?」

と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!

結論から言うと…
軽さを追及&UL装備を目指していくならピッタリのテントですね!
手の平サイズに収まるので、ザックの中身を圧迫せず邪魔になりません💡

悩める釣り人の味方、それがクロスオーバードーム 2Gです。
さっそく詳しくお話していこうと思います。

クロスオーバードーム 2Gを使ってみようと思った理由

私は山岳渓流の多い長野県で、年に数回源流泊をしています。
源流釣りで、上流部を詰めていく過程では日数を要する場合があります。

元々ザックも登山用の80Lの物を使用、当然何も疑問に思うことなくテントも1.5kg程度の物を使用していました。

確かに重量があるだけあって、丈夫ではあるんですよね。しかし、フィールドは整備された登山道ではなく、足場の安定しない源流部の遡行。普段の日帰り装備であれば楽々通過可能な箇所も、難所へ変わってしまいます。

幕営地へ到着する頃には満身創痍、とても釣りにすぐ移行できる状態ではありません。

数年前UL装備で源流泊をしている方をご一緒する機会がありました。私が懸命に遡行している中、その方は涼しい顔で先頭を歩きます。
後で背負わせて頂いたのですが、私が普段日帰り釣行で背負っている重量とほとんど変わらないぐらいでした…

これには衝撃を受けました。ザックの中身に秘密があると思い、見つけたテントが今回のクロスオーバードーム 2Gだったわけです!

私が使っていたテントの重量が1.5kgほどであったのに対して、クロスオーバードーム 2Gは600g程の重さ!さらに持つと手の平サイズに収まるときた!

重いテントから解放されたい私は、気がつくと購入していました…
皆さんの中にも、私と同じ悩みを持った方がいらっしゃったのではないのでしょうか?

今回の記事で紹介するクロスオーバードーム 2Gは、まさにそんな悩みから見事解放してくれるテントだったのです💡

実体験

今では源流泊には必ず持っていくなくてはならないテントです。
詳しい性能に関しては公式HPで十分に解説してくれているので、実体験で感じたメリットとデメリットを解説していこうと思います。

下の画像は実際に源流泊で使用している状態のクロスオーバードーム 2Gです💡

メリット

何度も言っていますが、最大の魅力はその重量!

私が使っているのは2人分の広さを兼ね揃えたクロスオーバードーム 2Gですが、ポール込みでその重さは630gしかありません。1人モデルだとなんと540gです!

今まで使っていたテントが1.5kg程度なので、単純計算で半分以下になるということです。
如何に荷物を削いでいくか問われる源流泊で、この重量は奇跡といっても過言ではありませんね。

加えて収納した際には、手の平サイズとなります。ザックの中身を圧迫しない点でも優れたテントです。

今までザックを占有していた分は、宴会の食材やアルコールへと変化!
宴会が何よりも楽しみな私には嬉しい結果です💡(勿論、その分は何も入れず軽さを追求するのが普通ですが…)

他にも装備を見直した結果もあると思いますが、1500g→630gは特に画期的だったと思います。
遡行時に蓄積する疲労が軽減されたのはいうまでもありませんね。

モスキートネットは付属していないのでこちらもどうぞ!

デメリット

いい話ばかりだと怪しいですよね。デメリットに感じた部分にも触れていきたいと思います。

まずは、耐久性です。それだけ軽いとどうなのかという話ですが、勿論薄いです。

一般的なドームテントとは異なり、軽量コンパクトを最優先しているため、必要最低限のプロテクトしかできません。

今のところ大した刺激を加えていないので、破れる&穴が開くということはないですが、なんとも心もとないといったのが正直言ったところです。
ある程度の快適性を削いでも、軽さがほしいといった方にはお勧めですね。

防水面はどうなのか?一応透湿防水コーティングが施されているため、小雨程度では浸水の心配はありませんでした。

しかし場所は源流部!山の天気は変わりやすいのが常です。突如豪雨に見舞われることもあります。その場合はタープを要します。

1泊2日程度であれば、事前の天気予報で雨雲の動きを確認しタープを持っていかないという選択もできます。しかしそれ以上の日数を要する源泊や天気が予測しにくい季節では心配です。

テント+タープでも従来の重量より下回ることは明白ですが、軽さを追求したい方にとっても痛手であることは間違いありません。

値段設定も高めです。私は不要なキャンプ・釣り・登山用品を宅配買取サービスで売却することで新たな道具を購入する足しにしています。

まとめ

実体験を踏まえて、メリットとデメリットを解説していきましたが、いかがでしたか。

クロスオーバードーム 2Gは軽量コンパクト特化であることは違いありませんが、一般的なドームテントと比較すると耐久性が劣ってしまうのが避けて通れない点です。

軽さ重視&UL装備を目指していくといった点を魅力的に感じる方には是非お勧めしたいテントです。
実際に、私はもう重くてザックを占有するテントを使うのは嫌ですね。

今回の記事の内容を踏まえて、源流泊の選択肢の1つとしていかがでしょうか💡

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