こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、テンリュウ レイズインテグラル RZI50UL-4を紹介していこうと思います。
「パックロッドなんてそもそも必要?」
「山岳渓流で使い勝手のいいパックロッドを知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・軽量ルアーに特化したトゥイッチングモデル
・不意な大物にも対処可能なバッドパワー
軽量ルアーを使った釣りがメイン、パックロッドのコンパクトさと確かなバットパワーが両立したロッドがほしいという方にオススメです。
悩める釣り人の味方、それがテンリュウ レイズインテグラル RZI50UL-4です。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
スピニング用のオススメパックロッドをまとめた記事にも入っているので、ご覧ください。
テンリュウ レイズインテグラル RZI50UL-4を使ってみようと思った理由
私は主に山岳渓流での釣りをしているのですが、藪漕ぎに高巻きはどうしても避けられない要素です。
以前は2ピースのロッドを使用しており、ロッド自体の不満は特になかったのですが、いざ遡行をするといった際には草木や岩にぶつかり危険な目にあうことが度々ありました。
その時、携帯性に特化したパックロッドを同じメーカーが作っていることを知り、購入してみることにしました。
実体験
購入以降は、山岳渓流で釣りをする上での必須アイテムとなっています。
感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。
まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック
全長(m【ft】) | 1.52【5‘0】 |
継数 | 4 |
仕舞寸法(cm) | 41 |
ルアーウェイト(g) | 1‐6 |
ライン(lb) | 1‐4 |
自重(g) | 65 |
天然のウッド素材のため個性的な木目が特徴、独自の西陣織カーボンパイプを使用しており、唯一無二の組み合わせとなっています。
手中にピッタリと収まる質感と張りのある調子でストレスなくキャストが可能です。
メリット
要点を以下にまとめました。
・軽量ルアーに特化したトゥイッチングモデル
・不意な大物にも対処可能なバッドパワー
1つずつ触れていきます。
軽量ルアーに特化したパックロッド
皆さんはルアーといったら何gのものを使っているでしょうか。
私は2g~6gの間のミノーをメインで使っています。
山岳渓流では、厳しい自然の爪痕が渓流魚の居つくポイントとして確立していることがあります。
そのような一筋縄ではいかぬ場所へ放り、ルアーアクションをかけていくためには、様々な重さのものを用意しておいたほうがアプローチの幅が広がります。
木曽川水系のとある渓を例にあげます。
写真のようなポイントでは範囲が狭いため、なるべく同じ位置でアクションし、誘いをかけていくのが有効です。
ほとんど重さを感じないような2g位のミノーで、繊細なティップ動作をすることが可能なのはとてもありがたいです。
『面』の釣りではなく、『点』を意識した釣りをするのにもピッタリです。
大物にも対処可能なバッド
人があまり入らないような山奥には、老齢化したイワナと出会うことも多いです。
パックロッドにして機動性をあげたけど、パワー不足で困るなんてことがおきれば目も当てられません。
写真は遠山川水系のヤマトイワナですが、30㎝~40㎝前後であれば特に引き寄せに困ったことはありません。
長野県の山岳渓流で50㎝クラスにまで成長する個体は、稀な例なのでパワー不足を心配する必要もありません。
デメリット
まずは、パックロッドなので継ぎ目が多いのが特徴。
継ぎ目が多いということは、力が分散しやすいデメリットがあるので、渓流に似つかわしくないサイズのイワナに対しては、パックロッドよりも2ピースロッドが有利なのは事実です。
50㎝オーバーの源流イワナがいるフィールドで普段釣りをされている方にとっては、オススメできるものではないので、2ピースロッドを購入されることをオススメします。
つぎに、テンリュウ レイズインテグラル RZI50UL-4は2022年12月に生産終了したモデルであるという点。
私は2本所持しているためよいのですが、在庫は各店舗のデッドストック限りとなるので、早めの購入をオススメします。
後継モデルも販売されているので、すでに完売している場合はどうぞ。
まとめ
今回は、テンリュウ レイズインテグラル RZI50UL-4を紹介していきました。
ここでおさらいです。
・軽量ルアーに特化したトゥイッチングモデル
・不意な大物にも対処可能なバッドパワー
軽量ルアーを使った釣りがメイン、パックロッドのコンパクトさと確かなバットパワーが両立したロッドがほしいという方にオススメできます。
ザックに忍ばせておくパックロッドとして、この機会に是非検討ください。
コメント