【源流泊】山と道 100% Merino Light Hoody レビュー

【源流泊】山と道 100% Merino Light Hoody レビュー

こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、山と道 100% Merino Light Hoodyを紹介していこうと思います。

「メリノウールなんてそもそも必要?」

「山岳渓流で使い勝手のいいメリノウールを知りたい!」

「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」

と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!

結論から言うと…

・夏は涼しく、冬は暖かい万能性
・持ち込む衣類は一枚で解決、荷物は最小限
・消臭効果抜群、不快な気分と無縁

体温調節が容易に可能&山岳ギアの軽量化を目指したい方にオススメです。

悩める釣り人の味方、それが山と道 100% Merino Light Hoodyです。

モモ
モモ

さっそく詳しくお話していこうと思います。

山と道 100% Merino Light Hoodyを使ってみようと思った理由

沢の遡行時などは、沢登用のウェットスーツを着用しているので、濡れる前提での使用環境下では問題ありません。

モモ
モモ

問題は、幕営地や単純な登山道歩きの際の装備です。

【渓流釣り】山岳遭難 救急入院 全身裂傷
沢登用のウェットスーツ着用

幕営地であれば、退避用テントを始め焚火などの低体温症予防を充実させることができる利点があります。

また、ルートが明確で障害物がない登山道において、沢登用のウェットスーツである必要はなく体温調整が容易となる装備の方が理にかなっています

モモ
モモ

厳しい環境下である源流遡行以外の装備を統一させることができれば、軽量化ができます。

氷点下記録の源流泊

4月でも氷点下は当たり前に生じる源流域、重ね着前提の持ち込みではザックの重量が増加する一方になります。

なんとか軽量かつ、体温調節が容易にできるギアはないものかとアウトドアショップに行ってみたところ、体にピッタリと密着するメリノウール製品がありました。

モモ
モモ

それが、山と道 100% Merino Light Hoodyでした。

実体験

導入以降は、源流泊や山岳渓流への日帰り釣行で重要アイテムとなっています。

感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。

モモ
モモ

まずは、基本スペックを簡単に紹介します。

基本スペック

【源流泊】山と道 100% Merino Light Hoody レビュー
重量168g (Size XS)
189g (Size S)
197g (Size M)
210g (Size L)
233g (Size XL)
サイズUNISEX | XS / S / M / L / XL
素材100% Merino Wool 145-155g/㎡
ジッパーYKK #3 Coil Zipper

合成品としての使用ではなく、100%メリノウールが占めているのが特徴です。

XSサイズでは最軽量の168gのため、手に乗せた際にもほとんど重さを感じないのが衝撃となります。

湿潤環境下への対応も抜群のため、ベースレイヤーとして利用しても蒸れて質感が気持ち悪くなることとも無縁です。

メリット

要点を以下にまとめました。

・夏は涼しく、冬は暖かい万能性
・持ち込む衣類は一枚で解決、荷物は最小限
・消臭効果抜群、不快な気分と無縁

モモ
モモ

1つずつ触れていきます。

夏は涼しく、冬は暖かい万能性

4月の源流域は、日が沈み始めると氷点下へと変化

8月の車止めからの登山道歩きは、気温20℃後半でも日照りの影響で体感30℃以上も珍しくありません

モモ
モモ

必死で体を震わせ体温上昇を試みるかと思えば、汗が止まらず体温を下げようとする状況が両立するのが山岳渓流です。

最高気温を記録する14時すら、10℃超え程度だ

7月でも山中では、一桁台を記録するのは当然です。

合成素材の一部ではなく、100%を占めるメリノウールの性能を確かめるため、素肌に100% Merino Light Hoodyを着用のみ実施しました。

モモ
モモ

寒さを感じるどころか、全身がポカポカして流石に驚きです。

備えとして、レインウエア装着を覚悟していたのですが、その心配は全くありませんでした。

100% Merino Light Hoodyのみで、山中を行動することが可能でした。

顔横からもメリノウール着用が分かる

日照りの強い環境下で、あえてメリノウールの上からレインウェアを装着し登山道を歩いてみましたが、蒸れによる気持ち悪さは皆無でした。

モモ
モモ

濡れた感触があり、どうなるか気になりましたが、乾くのが早かったです。

持ち込む衣類は一枚で解決、荷物は最小限

遡行を始め、高巻や藪漕ぎが基本である山釣り師にとっては、重量管理はポイントであり無視することはできません

重心がずれたり、疲労が蓄積するレベルのザック重量となれば、ちょっとした動きがミスに繋がり深刻な状況に陥るのは分かりきっています。

モモ
モモ

塵も積もれば山となるのは、山岳ギアです。

80Lザックへギチギチへ詰め込んでいた当時

厳しい自然環境下である山岳渓流において、体温調節のために衣類を多く持ち込んでいたのが昔の常識です。

幕営地や登山道を始め、100% Merino Light Hoodyのみで行動することが可能であったため、それ以外を持ち込む必要がないことが実証できました。

モモ
モモ

1枚で済むというのは、軽量化実現ということです。

私の場合は、XSのため168gということになります。

身体負荷の影響を軽減できるということは、外部環境の注視が疎かにならないということです。

疲労困憊に陥った状態で、足元の岩につまずき転倒するといった基本事故を、当たり前のように避けることができるようにしましょう。

消臭効果抜群、不快な気分と無縁

メリノウール製品の特徴に、消臭効果があるという点があります。

山と道の100% Merino Light Hoodyは余分な合成素材を利用していないため、恩恵を充分受けることが可能ということです。

モモ
モモ

3日間の源流域での行動で、臭いはいかに……。

遡行以外の全ての時間で、100% Merino Light Hoodyを着用してみましたが、初日と最終日の臭いが全く変化ありませんでした。

幕営地にて着替えた衣類を嗅いだことのある山釣り師の方々は、汗に満ちた臭いに絶句することが日常ですよね。

モモ
モモ

私も、かつてはそうでした。

汗を吸い重くなり臭気を発する衣類を収納し、持ち運ぶ苦行。

清潔な衣類を使い切り、不快な臭気を発するものを使うしかない状況

無駄で余計としか思えない心配事をする必要がない、山釣り師の救いとなるのが100% Merino Light Hoodyになります。

デメリット

メリノウール100%使用ということは、つまり全て羊の毛ということです。

天然資源なので、虫食い予防が必須ということを忘れてはいけません。

家での収納時は、虫よけ対策を徹底的にしましょう。

モモ
モモ

他のギア同様、ザックへ放り込んでおきたいという気持ちに我慢が必要です。

濡れ+擦過負荷が限局的に生じると、穴が容易に開く可能性があります。

👤「汗っかきなんだよなぁ!ザックの重量管理をしないから、衣類とショルダーが当たる部分はよく擦り切れてるよ!」

モモ
モモ

ギクっとした方は、リスクマネジメントを学ぶことから始めましょう。

まとめ

今回は、山と道 100% Merino Light Hoodyを紹介していきました。

モモ
モモ

ここでおさらいです。

・夏は涼しく、冬は暖かい万能性
・持ち込む衣類は一枚で解決、荷物は最小限
・消臭効果抜群、不快な気分と無縁

体温調節が容易に可能&山岳ギアの軽量化を目指したい方にオススメです。

メリノウール製品の恩恵を充分受けたい方は、購入してくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました