こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、スピニングのオススメパックロッドを紹介していこうと思います。
「パックロッドなんてそもそも必要?」
「山岳渓流で使い勝手のいいパックロッドを知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・険しい道中も安心の携帯性
・サブロッドとしても優秀
となっています。
山岳渓流での険しい遡行の機会が多い&もしものためのサブロッドを用意したい方にオススメできます。
悩める釣り人の味方、それが渓流釣りにおけるパックロッドです。
私の一押しロッドがレイズインテグラルです。
パックロッドを使うメリット
山岳渓流ファン達が、こぞってパックロッドを導入しているのはなぜか?
実体験を交えて解説していきます。
山岳渓流に特化した携帯性
パックロッドの能力を存分に堪能したければ、フィールドは山岳渓流がマッチしています。
ご存じの通り山岳渓流は、荒廃した林道や登山道歩き・アップダウンが激しい遡行・藪漕ぎに高巻きといった危険性を帯びた要素が多くあります。
必然的に、アクティブな動きを要求されるため、道具は体の動きを邪魔しないものが重宝されます。
私の主なフィールドは山岳渓流なので、写真の様な滝の高巻きなどはよくあることです。
ザックの横へコンパクトに収納可能なため、藪や枝・岩にぶつけたりといったことがなく遡行に集中することができます。
以前2ピースのロッドを携帯していた時は、社のようにザックから飛び出ていたため、よく障害物にあたり転倒しそうになることが多かったです。
3.2フィートの2ピースロッドならば、大丈夫です。
通常の2ピースを使用される際は、山岳渓流以外の里川などの場所をオススメします。
サブロッドとしても優秀
釣りをしていて一番困るのは、ロッドが破損して使えなくなることです。
どれだけ苦労して目的地についたとしても、そこで釣り終了となってしまいます。
そんな事態を回避するためにも、山岳渓流や源流泊をする時にはサブロッドを用意しておきたいもの。
しかし、通常ロッド2本となると荷物となり、かさばってしまいます。
しかし、パックロッドならば気にすることなく忍ばせ、メインとは別の役割と与えることができます。
1つ目のメリットと重なる部分もありますが、コンパクトなパックロッドならではの使い方です。
デメリット
パックロッド最大の欠点には、継ぎ目が多いことによるパワーロスがあります。
同じメーカーでも、2ピースロッドの方が魚を引き寄せる際にスムーズなのは事実ですが、正直なところ30㎝~40㎝程度の渓流魚対象ならばパックロッドでパワー負けするということはありません。
『いや、私のフィールドは50㎝をゆうに超える源流イワナがいるんだ!』という方は、パックロッドではなく迷わず2ピースロッドを買いましょう。
私と同じように、社と化したロッドで遡行を楽しんでみてください。
山岳渓流オススメのパックロッド
大前提としての、渓流パックロッドの特徴をおさらいします。
・険しい道中も安心の携帯性
・サブロッドとしても優秀
長々と紹介するのも性に合わないので、今回はエントリー&ミドルモデルを中心にセレクトしました。
いよいよロッド紹介です。
テンリュウ レイズインテグラル RZI50UL-4
過去の記事でも度々登場しています。私が重宝しているスピニングロッドです。
軽量ルアーに特化しているモデルでありながら、不意な大物にも対処可能なバッドパワーも隠し持っているパックロッドになっています。
すでに生産終了モデルとなっており、購入される際はお早めにどうぞ。
遠山川水系でのヤマトイワナ探訪でも使用しており、実力は立証済みです。
インプレ記事もあるので、是非ご覧ください。
メジャークラフト ファインテール FTX-46/505UL
他のパックロッドと異なる点は、2通りの長さを自在に選択することができる『スイッチスタイル』を採用しているということ。
ちょっとした遠投がしたいポイントに遭遇した時にはとても便利です。
求めやすい価格設定のため、エントリーモデルとしても優秀です。
ティムコ エンハンサー E-48L-4
ピンポイントキャスト特化のレングスとアクションを兼ね揃えたミドルモデルのパックロッド。
仕舞寸法が39cmとコンパクトなので、とにかく遡行のしやすさを追求したいという方にオススメです。
シマノ カーディフ ストリームリミテッド S48UL-4
柔らかいティップの動きが特徴のパックロッド。
ミドルモデルとしては、まずまずの価格設定。
ヘビーシンキングアクションを始め、スプーンやスピナーを駆使した幅広い展開をしたい方にはオススメできます。
まとめ
今回は、スピニングのオススメパックロッドを紹介していきました。
もう一度、前提のおさらいです。
・テンリュウ レイズインテグラル RZI50UL-4
・メジャークラフト ファインテール FTX-46/505UL
・ティムコ エンハンサー E-48L-4
・シマノ カーディフ ストリームリミテッド S48UL-4
パックロッドは、山岳渓流での険しい遡行の機会が多い&もしものためのサブロッドを用意したい方にオススメできます。
たかが道具されど道具、この機会にザックに忍ばせてみるのはいかがでしょうか。
コメント
自分は最近ほとんどの釣行をベイトタックルでこなしているので、
こちらで紹介されているロッドは使った事はありませんが、源流にはパックロッドに関しては賛成です。
もっと言うとテレスコピックのパックロッドが最適なのかなと思っています
ただ渓流トラウト用の振り出し竿にいいものがほとんど無いのも事実です。
という事でfishmanのブランシエラ3.9をメインロッド、予備件沢登のある上流用にXPAN4.3を使っています
源流装備では、パックロッドの選択は必須ですよね。
お気に入りのギアだけを携帯できればいいのですが、難しいところです。