こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、ピコグリル398を紹介していこうと思います。
「焚火台なんてそもそも必要?」
「源流泊で使い勝手のいい焚火台を知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・軽量かつコンパクトに収納可能
・火元の移動が容易
・雨天時でも気にせず着火可能
ソロでの源流泊が多い方&天候に左右されず焚火を楽しみたい方にオススメです。
悩める釣り人の味方、それがピコグリル398です。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
ピコグリル398を使ってみようと思った理由
濡れた衣類を乾かしたり、暖をとったりする上で、焚火の存在は重要です。
天候に恵まれ、乾燥した空気&薪が容易に手に入るなら、わざわざ焚火台を考える必要はありません。
しかし、山岳渓流では天候変化が激しく、恵まれた資源をいつでも享受できるとも限りません。
私は学生時代に、毎週火をおこしをする機会がありました。
それこそ、雨でも雪でも関係なく確実に着火させる必要があったので、劣悪な条件下で実施することがどれほど大変か理解しています。
グループでの泊なら個々人の技量を用いて、自然と向き合っていけばよいのですが、ソロではその理論は通用しません。
着火させるためのよりよい環境を作る上で、焚火台は有用です。
しかし、源流泊に持っていける重量かつ燃焼効率の優れたものは限られています。
その中で、A4サイズで重量がペットボトル並みの焚火台を発見しました。
それが、ピコグリル398だったというわけです。
実体験
購入以降は、ソロ源流泊での必須アイテムとなっています。
感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。
まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック
重量 | 442g |
サイズ(収納時) | 33.5 x 23.5 x 1.3 cm |
材質 | ステンレス鋼 |
付属品 | 串2本、収納袋 |
シルバー基調の焚火台で、収納袋と串2本が付属品となっています。
仕舞寸法は、A4サイズにまで縮小可能で重量は442gとペットボトル並みになります。
ゆっくりと組み立てをしても、20秒ほどで設置可能です。
メリット
要点を以下にまとめました。
・軽量かつコンパクトに収納可能
・火元の移動が容易
・雨天時でも気にせず着火可能
1つずつ触れていきます。
軽量かつコンパクトに収納可能
総重量が気になる源流泊において、選択するギアは軽量&コンパクトなものが好まれます。
リスク分析の上でのハードウェアの部分ですね。
A4並みのサイズでちょっとした隙間に収納可能な上、全ての付属品を合わせても500mlペットボトル程度なので、邪魔にならない点がポイントです。
イメージとしては、薄い背板を入れている感覚に近いです。
火元の移動が容易
火おこしにおいて薪の状態も重要ですが、芯まで湿っているものは稀です。
環境要因として、地面が湿っている&風通しが悪いといった条件が重なると、着火の難易度が上がっていきます。
沢沿いで設営することの多い源流泊では、悪条件が重なります。
その難易度を大幅に下げる役目を果たすのが、焚火台というわけです。
本来一度着火させた後は、火元の移動が困難になりますが、焚火台を用いると容易にできます。
環境要因による影響を限りなく少なくし、自分のペースで火おこしができるので、ストレスフリーな焚火をしたい方にオススメです。
場所の選定に時間をとられることがないのが、ポイントです。
雨天時でも気にせず着火可能
上述した内容と類似しますが、雨天時に一番困るのは、地面が湿ってしまっていることです。
水分量を多く含んだ土壌の上での火おこしは難易度が高まります。
どしゃ降りの源流泊の際に、ピコグリル398で火おこしをしたのですが、水が貯まりにくい構造のおかげで難易度を大幅に下げることができました。
常に乾燥した環境を維持できる点が、焚火台の強みとなります。
ピコグリル398と、文化たきつけの組み合わせを信頼しています。
デメリット
使用する毎に形が変形し交換が必要な時があるのですが、交換用のものが販売されているので、それに関しては対応が可能です。
一番のデメリットは、調理器具を乗せた際に、重心が大きく上に移動してしまうことです。
そのため、大型の調理器具を用いる際は、転倒しない様に目を離さないでおくことが大切です。
せっかくの料理が全部落ちてしまっては、最悪の気分になります。
加えてグループ泊においては、A4サイズの焚火台は小さすぎるので適しません。
小さい火元を多人数で共有するのは窮屈ですし、ストレスが溜まります。
ソロの場合は充分な火元ですが、グループ泊で持っていこうと考えている方はその点をしっかり理解しておいてください。
まとめ
今回は、ピコグリル398を紹介していきました。
ここでおさらいです。
・軽量かつコンパクトに収納可能
・火元の移動が容易
・雨天時でも気にせず着火可能
ソロでの源流泊が多い方&天候に左右されず焚火を楽しみたい方にオススメです。
焚火がうまくいかず悩んでいる場合は、是非検討してみて下さいね。
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