こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は諏訪湖漁協管内の沢へヤマトイワナ開拓をしてきました。
本釣行は、2024年5月10日の内容をまとめたものとなっています。
お初の漁協です。
入山
体調も戻ってきたので、仕事前釣行の再開としました。
今シーズンは、比較的近場にある諏訪湖漁協へお邪魔することにします。
何より天気に恵まれていたため、行くしかないという思いで一杯でした。
車止めには、誰もおらずのんびりスタートです。
1つ目の沢
長野県内では、深夜から早朝にかけて時期に合わない冷え込みに襲われました。
場所によっては氷点下を記録するなど、日中の寒暖差が30℃前後あるという始末です。
グローブを身に着け、指先の感覚麻痺を予防していきます。
さっそく本筋で竿を出していくことにします。
年券を購入した際の釣り具屋さんの情報によると、諏訪湖漁協では放流事業を行っておらず魚影が薄ければ型も小さいとのこと。
いるとすれば、天然の渓流魚となるためなるべくキャッチ&リリースを心がけてほしいとおっしゃっていました。
つまりは、いつも通りにしてればよいということです。
しかし、走る魚影すら見ることができず上流部まで来てしまったため、1つ目の沢は終了となります。
2つ目の沢
この水系はかなり支流が多く、目星をつけている沢はいくつもあるため下流部に戻ることにしました。
林道が張り巡らされた地域であるため、遡行自体の難易度は易しいです。
しかし、魚影が一切ない……。
3つ目の沢
時間にしては午前9時前後でまだまだ余裕がありそうだったので、別の区間を少し歩いてみることにしました。
今日だけでこの区間の開拓は終わりそうだなと思いながら、前方を見ると二人組を発見。
さっそく声をかけてみると、釣り人であることが判明しました。
沢割をしていきます。
この水系に来るのが初めてであることを伝えると、「このずっと先の沢へ行くと、イワナがいるぞ。」と耳より情報を頂くことができました。
長年この漁協で釣りをしている様で、ベテランの風格漂う方でした。
入渓時点でかなりの上流部のため、ちょうちん釣りのような感覚でキャストしていきます。
なんといきなりイワナが出てきてくれました。
小振りながら、餌が豊富なのかブクブクに太っている個体でした。
その後もポツリポツリと、今までが嘘であったかのようにイワナ達がフライに出てきてくれます。
そしてついに……。
模様を確認し、流石に驚きました。
天竜川水系のマーブル模様がはっきり確認できたからです。
アップで見ると、序盤の個体とは異なることが分かると思います。
朱点をはっきり目視することができました。
放流事業を実施していない漁協で、これだけの個体となると在来種なのでしょうか。
漁協に確認をとってみてもいいですね。
ともあれ、大満足の結果になってしまったので足早に下山することにします。
下山
今回から始まった諏訪湖漁協の開拓ですが、幸先よくスタートすることができました。
ベテラン釣り師の方、ありがとうございます。
近年釣り人同士のコミュニケーション不足で、多々トラブルを見聞きします。
同じ渓を愛する者同士です。
挨拶を待つのではなく、まず自分からという姿勢を心がけてみて下さい。
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