こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、TONBOREX(トンボレックス) レスキューグローブを紹介していこうと思います。
「グローブなんてそもそも必要?」
「山岳渓流で使い勝手のいいグローブを知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・軽量&グリップ力がある
・手に吸い付くようなフィット感で保温力がある
・細かい作業が可能
山岳渓流での遡行や高巻き藪漕ぎ多い&よりフィットしたグローブがほしい方にオススメです。
悩める釣り人の味方、それがTONBOREX(トンボレックス) レスキューグローブです。

さっそく詳しくお話していこうと思います。
TONBOREXを使ってみようと思った理由
山岳渓流では遡行を始めとして、高巻きや藪漕ぎなどアクティブな動きを要求される時が多いです。
当然、耐久性に優れたギアが必要なのですが、色々なグローブを試してもこれといった物が中々見つかりませんでした。

どれも、すぐに破けてしまうものばかりでした。
たまたま、同行者の方が「このグローブは消防士仕様だから頑丈だよ。」と教えてくださったのが、今回のグローブです。

3000円~4000円程度のグローブだったので、半信半疑で試してみましたが、その頑丈さに驚くことになりました。
使えば使うほど自分の手の形に馴染んでいき、遡行で使っても濡れて摩耗するようなことがありません。
林道歩きや藪漕ぎ、高巻きなどロッドを握っている以外の時間はTONBOREX(トンボレックス) レスキューグローブを常に着用しているようになりました。
実体験
導入以降は、山岳渓流での必須アイテムとなっています。
感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。

まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック

素材 | 山羊革 |
厚さ | 0.55~0.6mm |
カラー | ブラック |
表面はしなやかな質感で、手にはめると指一本一本が頑丈に守られている様なフィット感が特徴です。
同サイズのグローブと比較して、厚めのつくりなので、やや乱雑に扱っても傷がつきにくいのが山岳渓流に適しています。

牛革ではなく山羊革なので、より軽量な製品となっているのも身に着ける側としては嬉しいですね。
メリット
要点を以下にまとめました。
・軽量&グリップ力がある
・手に吸い付くようなフィット感で保温力がある
・細かい作業が可能

1つずつ触れていきます。
軽量&グリップ力がある
山羊革で作られているグローブのため、牛革より軽量でしなやかなつくりとなっています。
山岳渓流では岩や枝、流木、笹などのあらゆる質感の対象物に対して、しっかりグリップが可能なものが理想です。

摩耗しにくい頑強な素材で作られているグローブなので、対象物をしっかりホールドすることができます。
ゴルジュの壁面で、うっかり足を滑らせた時にも、とっさにつかんだ木をガッチリつかむことができたので落ちずに済んだことがあります。

うっかり棘のある植物をつかんでしまった際にも、まったく気づかなかったほどです。
手に吸い付くようなフィット感で保温力がある
薄手のグローブと異なり、革製品のため使用ごとに手の形に馴染んでくる特徴があります。
回数を重ね、自分の指一本一本に吸い付くようなフィット感を得られるため、山岳渓流では大きなアドバンテージになります。

グローブと自身の指に空間ができてしまうと、岩や枝をホールドした際に、グローブ内で滑ってしまう可能性が高いです。
街中ならともかく、高巻きなどの緊張感が増す状況では大事故に繋がります。

指の周りに、外皮をまとうような感覚のグローブが必要なのです。

また雪深い時期から使用していますが、指先の感覚が麻痺することもありません。
勿論、厳冬期の雪山にはそれなりのグローブが必要ですが、3月終わりから4月以降の山岳渓流であればスペック的には充分な働きをしてくれます。
細かい作業が可能
手に吸い付くようなフィット感があるため、巧緻性が要求される動作でもストレスを感じることがありません。
スナップの操作やローブの準備まで、いちいち着脱する必要がないため、時間のロスもカバーできます。

驚いたのは、スマートフォンの操作も問題なく可能な点です。
私は地図アプリを導入しているため、頻回に現在地を確認するのですが、今までのグローブでは1回1回外す必要があったのでストレスでした。
TONBOREX(トンボレックス) レスキューグローブに変えてから、スムーズにチェックできるようになったため、ようやく解放されました。

正直これだけでも、買った価値はありました。
デメリット
手の周りのロックがマジックテープの様なものなのですが、使用すればするほどその部分の摩耗を避けることができないことは覚悟しておきましょう。
今のところ問題なく使用できていますが、代替ができない以上は買い替えるしかなさそうです。
3000円~4000円程度のグローブにしては、破格の性能ですが、値段以上の価値を要求する方にとってはオススメできるものではありません。
まとめ
今回は、TONBOREX(トンボレックス) レスキューグローブを紹介していきました。

ここでおさらいです。
・軽量&グリップ力がある
・手に吸い付くようなフィット感で保温力がある
・細かい作業が可能
山岳渓流での遡行や高巻き藪漕ぎ多い&よりフィットしたグローブがほしい方にオススメです。
ストレスフリーな釣りのため、道具は適材適所で選択してきましょう。
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