こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、SINANO(シナノ) LT ONEを紹介していこうと思います。
「トレッキングポールなんてそもそも必要?」
「山岳渓流で使い勝手のいいポールを知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・軽量かつコンパクトに収納可能
・初心者にやさしいシンプルな設計
・タープの支柱として代用可能
荷物にならず必要な時だけ使いたい&最初の1本としてのトレッキングポールがほしいという方にオススメです。
悩める釣り人の味方、それがSINANO(シナノ) LT ONEです。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
SINANO(シナノ) LT ONEを使ってみようと思った理由
「そもそもトレッキングポールなんて釣りにいらないでしょ。」という方とは、定期的にお会いすることがありますが、一度使ってもらうと次回以降トレッキングポールを持参してくるものだから不思議なものです。
トレッキングポールといっても使用するのは、写真の様な場所ではありません。
山岳渓流においてトレッキングポールが輝く場所は、主に林道や登山道になります。
渓の遡行には大幅に体力を消耗することがあります。
入渓するまでに、いかに体力を温存させておくか&体への負担を軽減できるかという点が山岳渓流では重要となってきます。
道中の助けとなるのがトレッキングポールということです。
遡行を開始する時には、もうヘロヘロで動けませんともなれば本末転倒ですからね。
以前は他社のトレッキングポールを使用していたのですが、経年劣化のため買い替えを検討していました。
そんな時に地元のアウトドアショップへ立ち寄ると、シンプルで軽量なポールを発見し購入したということです。
山仲間に報告すると、その方も購入したようでした。
実体験
購入以降は、山岳渓流で釣りをする上での必須アイテムとなっています。
感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。
まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック
本体重量 | 約220g |
使用サイズ | 95〜125cm |
収納サイズ | 60cm |
調節 | 回転固定式 |
材質 | アルミ合金 |
無駄のないフォルムで黒を基調としたモデルとなっています。
サイズの幅が広いため、自分好みの調節がやりやすいです。
メリット
要点を以下にまとめました。
・軽量かつコンパクトに収納可能
・初心者にやさしいシンプルな設計
・タープの支柱として代用可能
1つずつ触れていきます。
軽量かつコンパクト
手に取ってみて一番衝撃をうけたのが、220gという軽量さです。
ほとんど重さを感じないため、すぐに隣に置いてあった他のポールと比べてしまったほどでした。
厳しい遡行がある山岳渓流では、なるべくザックの中身も軽量としておきたいところです。
収納時の長さも60cmとパックロッド並みなので、遡行の邪魔にもなりません。
山岳渓流に、ピッタリのポールということです。
ポールは、写真のようにザックの横へ収納させています。
抜け落ちたり、大きく動いてストレスになるといったことは、今までにありません。
カラビナ等で固定しておけば、より安定するのでオススメです。
シンプルなエントリーモデル
🔰「どうやって調節すればいいの?」
ここの2つをクルクル回すだけだよ。
登山も釣りも初めてといった方に、このポールを使ってもらう時に説明した言葉はこれだけです。
回転固定式で伸縮調節のモデルなので、折り畳み式のトレッキングポールのような複雑な構造ではありません。
内部の紐が切れるのではないかという心配とも無縁なシンプルな構造です。
調節が面倒だから、結局トレッキングポールは使わなくなったという方は多いですが、後日初心者の方から購入したという連絡が来たため、このポールに関しては心配無用です。
タープの支柱として代用可能
トレッキングポールの役割は、歩行や渡渉時といった限定的な範囲に留まりません。
長さが自在に調整可能な、タープの支柱になります。
タープを設営しようにも、支柱候補になり得る木々に乏しい地帯であったり、岩稜地帯であれば選択肢が限られてしまいます。
ポールが1本でもあれば、設営することが可能です。
厳しい自然環境下にある山岳渓流では、突発的な雨に遭遇することも珍しくありません。
道具に複数の役割を持たせることで、柔軟に対応することができます。
場所を選ばず使用できるのが魅力的な点です。
デメリット
伸縮調節型の最大のデメリットとして、収納時の長さが挙がりますが、前述のとおりザックに横づけしても現時点で問題はありません。
しかし折り畳み式の場合は、伸縮調整型ポールの2/3程度の長さまで短くすることができるので、60cmでも長いと感じる方にとってはオススメできるものではありません。
木の棒を毎度探すくらいなら、調節可能な1本を忍ばせておけばいいのにというのが正直なところです。
まとめ
今回は、SINANO(シナノ) LT ONEを紹介していきました。
ここでおさらいです。
・軽量かつコンパクトに収納可能
・初心者にやさしいシンプルな設計
・タープの支柱として代用可能
荷物にならず必要な時だけ使いたい&最初の1本としてのトレッキングポールがほしいという方にオススメです。
ザックに忍ばせておくトレッキングポールとして、この機会に是非検討ください。
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