こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は天竜川水系へヤマトイワナ開拓をしてきました。
本釣行は、2024年5月5日の内容をまとめたものとなっています。
ようやく天候に恵まれました。
入山
ありがたくないことに、世間と休みが被るという事態になってしまいました。
そのため、本日は2時起きです。
林道終点には県外車がズラーっと並んでいるのだろうと思っていると、なんと停まっているのは1台のみ!
道中MTBが停まっており、周囲を確認するとおじさんが1人佇んでいます。
挨拶をすると、「この周辺で釣りするから、先行って大丈夫だよ。」とのこと。
お言葉に甘えて先を急ぎます。
釣り人同士、最低限のマナーは徹底しましょう。
1つ目の沢
この時点で、目的の沢に先行者がいないことが確定しました。
流石に連休9日目だと、釣りキチ達も家で休んでいるのでしょうか。
数日、晴れ間が続いていたので本筋は渇水気味といった感じです。
支流が干上がっていたらどうしようかと思いましたが、杞憂で終わりましたね。
ルアーで釣り上がっていくと、さっそくイワナが出てきてくれました。
少し白点が見られますが、今後朱点に変化していくのかもしれませんね。
アップだと分かりやすいですね。
最近だと、山と渓谷社から「ヤマトイワナ」特集なるものが出版されています。
学術的な分類を始め釣り人目線の考察の記載もあるため、ヤマトイワナに興味がある方は、この機会に読んでみることをオススメします。
その後もコンスタントに出てきてくれます。
どの個体も鰭が大きく立派です。
途中ムチムチに太ったヤマトイワナが出てきてくれましたが、撮影前に逃走されてしまいました。
ゴルジュ帯に差し掛かったところで、イワナの姿がなくなりました。
ここぞというポイントにも反応がありません。
想定より手前で終わってしまいました。
まだ時間があるので、他の支流の探索へ移ることにします。
2つ目の沢
いつか入渓してみようと思っていたのですが、後回しになっていた渓です。
この渓にもどうやら先行者はいないようですね。
想像以上の荒れ沢で、高低差があるのが災いして鉄砲水のような流れになってしまっています。
川床が黒いため、類似した魚影がチラチラ見えます。
イワナがいることに驚きました。
イワナが定位できるのか怪しいポイントにもルアーを通していきます。
思わずドキッとするようなサイズのイワナもチラチラ追ってきますが、フックの交換を怠ったせいでチャンスをものにできません。
フックを交換し、上流へ進んでいきます。
数回アクションをかけられるかどうかといったポイントでしたが、岩の影から勢いよく突撃してきた個体。
まるで違う水系にきたのかと勘違いするような色合いです。
アップで見ると背中付近にマーブル模様がうっすらと確認できます。
渓によって、ここまで色合いが変化することに驚きました。
この荒れ沢でも難なく遡上できそうな立派な尾鰭です。
開拓としては充分ですね。
区間としては短かったのですが、沢の規模に対して魚影は濃かったです。
恐らく人が入らないのが一番ありそうな理由ですが、複雑な気持ちになりますね。
下山
今回は沢をはしごすることで、大きく開拓を進めることができました。
ある程度予想できても実際入渓してみないと、どこまで遡行できるのか分かりません。
自分の想定通りにいかないことを前提に、候補を複数あげておくと慌てずにすみます。
先行者がいることも想定しておきましょう。
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