【渓流釣り】初心者必見!熊鈴・クマスプレーは必要か!?

こんにちは、モモです。

『渓流釣りを始めたけど、クマ対策をしていない……』

『他の人がどんな対策をしているのか知りたい!』

と悩まれている釣り人の方も多いのではないのでしょうか?

山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!

結論からいうと……
状況に応じた使い分けができるので、持っていて損はありません。

熊鈴とクマスプレーは、クマに出会う前と後で用途が違います。

モモ
モモ

さっそくお話していこうと思います。

なぜ熊鈴・クマスプレーを携帯するのか?

私は長野県出身のため、クマは身近な存在です。
渓流釣りでは、沢や林道で年に何度もクマに出くわしています。

その中で感じたのは、熊鈴とクマスプレーを携帯すると安心感が増すということです。

熊鈴の場合は、クマに出会う前の対策です。
こちらの存在を鈴を鳴らすことで知らせ、クマの方から退いてもらうということです。

実際に静寂な林道や小渓流などでは、遠くにいるクマがこちらの存在に気づき森の中に姿を消すことで解決しました。

クマスプレーは、クマに出会った後の対策です。
唐辛子成分がはいった粉末状の物が散布され、クマに立ち去ってもらいます。

実際にクマに対して使用した経験はありませんが、誤射で身をもってスプレーの効果を経験したことがあるので有効性はあります。

熊鈴について

熊鈴を携帯することで、クマと出会う前に退いてもらうということは大切です。

なぜなら、一番多い人対クマの事故は出会いがしらだからです。

熊鈴

私は場所に応じて熊鈴を使い分けています。
静寂な林道や小渓流であれば、小さいものでも十分クマ側に伝わり退いてくれました。

沢の規模が大きかったり、複雑に入り組んだ林道や視界の悪い場所では、大きい熊鈴が必要です。

鈴自体の音がかき消されてしまう場合が多く、小さい物では自分の周囲でさえ音が小さく聞こえます

山岳渓流の釣行回数が多い私が、今までクマが退いてくれたり出会いがしらがなかったのは、事前に熊鈴を用いた対策をしていたからです。

クマスプレーについて

クマスプレーは、クマと出会ってしまった後の対策で一番有効的なものです。
射程範囲にクマがいるということは、向かってくる直前ということ。

この場合はもう熊鈴ではどうしようもありません。出会う前と後で対策を考えなければいけません。

山にいるのが熊鈴で立ち去ってくれるクマだけならば簡単なのですが、実際はそんなクマばかりではありません。

私も、木の影からこちらをずっとにらみ続けているクマと遭遇したことがあります。
その時はクマスプレーを取り出し、いつでも噴射できるように構えていました。

クマスプレー

私のクマスプレーです。何年も携帯しているためボロボロで、まだ一度も使用していません。

有効期限があるので、3年ごとに買い替えてます。

山岳渓流での釣行の時のお話を少しします。
その時は同行者の方もおり、その方もクマスプレーを携帯していました。

高巻の際に、私が先行していたのですが周辺から突如刺激臭がただよってきました。

次の瞬間、激痛が喉元にはしり、とても立っていられる状態ではありませんでした。

あとから、下にいた同行者のクマスプレーが誤射されたことが判明しましたが、はじめは毒物でも噴き出しているのかと心臓がバクバクしました。

その後の釣りはとてもできる状態ではなく、歩いてついていくのがやっとでした。

ただよった微量のスプレーを浴びただけでこの威力なので、正面から全量噴射されたら流石にクマも悶絶して逃げるだろうという結論です。

身をもって経験した甲斐がありました。

まとめ

今回は、渓流釣りに熊鈴・クマスプレーは必要かという記事でした。

結論からいうと、クマに出会う前と後で用途対策がちがうので、必要です。

熊鈴だけ持っていても、逃げてくれないクマに出会った際に対処できる手段を失います。

反対にクマスプレーだけ持っていても、出会いがしらで突然対処できる人間は少ないので取り出す間に襲われます。
事前にクマに存在をしらせる方法がないといけないのです。

どちらに転んでも対応できるように道具を揃えていないといけません。

クマの住みかにお邪魔しているのはこちら側なので、最低限の敬意を払って釣りを楽しみましょう!

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