こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は開田高原でヤマトイワナ探索をしてきました。
本釣行は、2022年4月の内容をまとめたものとなっています。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
下流域
開田高原周囲は非常に沢が多いので、さぞ開拓がしやすいだろうと思われるでしょう。
しかし、里山は地元住民以外の入山を拒否している区間が多く、部分的に電柵で覆われている場所もあります。
実際に役場へ問い合わせたわけではないので真実は不明ですが、確証が得られない場合はトラブルを回避のため渓の選択を改める必要があるのです。
SHELL分析でいうところの『S』の部分ですね。
林道の終点まで車を走らせ、そこから徒歩数時間……ではありません。
実際に開田高原へ行かれた方はご存じと思いますが、そのような場所は少なく人工物が散見される場合が多いです。
アプローチまでが非常に楽なので、比較的初心者の方も安心して楽しめる場所となっています。
それだけアプローチが容易だと、はたしてヤマトイワナがいるのかどうか……。
木曽川漁協による放流も他の地域と比較して容易だということになるので、ニッコウイワナに置き換わっていないかが気になるところです。
さっそく出てきてくれました。
完全な放流ではないにしても、ちらちら見える白点が気になりますね。
オレンジリップと翼の様な鰭がチャームポイントのイワナちゃんでした。
地図を見ると、どうしても気持ちが緩んでしまいそうになるくらいの等高線ですが、そういった場合には一度立ち止まり一息入れることをオススメです。
私は、空を見上げるようにしています。
緩んだ気持ちのまま進むと普段の冷静な判断ができなくなり、重大な事故を誘発する恐れがあるためです。
先ほどと比べると若干薄くなった印象ですが、魚留になりそうなアップダウンに乏しい渓なので、かなり上流まで及んでそうです。
もう少し進んでみることにします。
上流域
今までのイワナとは伝わってくる印象が異なります。
老齢のニッコウとも違うので、どうでしょうか。
いつもみているような、木曽のヤマトイワナといった感じですね。
場所により残雪もあるような地域なので、錆があるのが面白いです。
全体を通して、山と人の距離を近く感じるのが開田高原。
実際に電柵も設置されていることから、野生動物との突発的な遭遇が懸念事項ですね。
銃猟者でもない限り、圧倒的に武力で劣っている人間が大多数です。
動物と人、お互いのために可能な手段は講じておくようにすることが大切です。
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