【源流泊】ソロ泊 原種イワナ探訪

原種イワナ

こんにちは、モモです。
今回は原種イワナを求めて、ソロ源流泊をしてきました。
本釣行は、2021年9月の内容をまとめたものとなっています。

季節は秋、心地よかった深夜の林道歩きも肌寒くなってきました。

ソロ泊をしたことがある方はご存じだと思うのですが、なんとも言えないあの高揚感はやみつきになりますね。

林道と沢歩きを通して数時間後にようやく幕営地に到着しました。

ちゃちゃっと、テントを設営し薪集めをします。

山の中では、天気の急変は避けられません。
そのため、設営と同時に薪を確保しておくと、後々焚火ができなくなったといったトラブルを回避できるのでオススメします。

火起こしには文化たきつけを使うと簡単にできます。
豪雨の中でも、着火に成功して以降はこれしか信用していません。

これは翌朝の写真ですが、タープの上に落下物や水滴があるのが分かります。

タープはあくまで保険的な意味合いで使っているのですが、これらすべてがテントに直撃していたかと思うとゾッとします。

使用したアライテントはダブルウォールの上に、単独で豪雨の中でも耐えきった優れものなので、心配しすぎなのは分かってはいるのですが……。

水滴をしっかりとはじいています。

同じくアライテントのタープですが、下はまったく濡れていません。

基本的にはシングルウォールのテントに対して使用していますが、今回のように万全な対策にして泊に臨むこともあります。

いよいよ釣りのスタート……と言いたいところですが、ここまで数時間活動しているため、腹ごしらえです。

ぜいたく品であるカップラーメンを食べて、英気を養います。

幕営地より遡行を開始し、調査開始です。

さっそく、厳つい顔のイワナが出てきました。幸先がいいです。

模様も独特な感じです。

老齢化したイワナはヤマトイワナでなくても、白点が消えて見えることがありますが、普通サイズのイワナでこの模様はあまり見たことがありません。

この沢特有のイワナなのでしょうか。

原種イワナ

さらに上流へ進んでいくと、いかにもな反転流がありました。ルアーセレクトが重要です。

着水させると同時に、黒い影がおってきます。

身がプリっプリのイワナが出てきました。

全身が黄色い個体だったので、太陽に照らされることで黄金に輝いて見えました。

鰭もピンとしていて力強さが伝わってきます。

日も出てきたので、フライに切り替えてみることにしました。

なんとも打ちにくそうなポイントではありますが、時間があるので横から流してみます。

このイワナは白点がしっかり残っています。

フライを咥える瞬間まで見ることができるのが、サイトフィッシングの醍醐味ですね。

釣果的な意味合いでは、早々に満足できたのであとは1人気ままに焚火をすることにします。

酒を飲みながら、永遠と薪をくべ続けるこの時間がたまらなく好きです。

当初は2泊3日でのんびりする予定でしたが、宴会で食べ過ぎてしまったこともあり帰ることにしました。

皆でワイワイ釣行も好きですが、山奥で1人ポツンとしている時間があると、より一層自然に溶け込んでいるような感覚が芽生えるのでたまりません。

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