こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、グレイル ウルトラプレスピュリファイヤーのレビューをしていきたいと思います。
「浄水器なんてそもそも必要?」
「山岳渓流で使い勝手のいい浄水器を知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・ボトル一体型で、余計な物がいらない
・10秒程度で楽々浄水可能
・コンパクトに収納可能、取り出しにストレスがない
安全な飲料水をいつでも携帯して飲みたい&短時間で多くの浄水をしたい方にオススメとなります。
皆さんの悩みを解決してくれる浄水器、それがグレイル ウルトラプレスピュリファイヤーです。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
グレイル ウルトラプレスピュリファイヤーを使ってみようと思った理由
厳しい自然環境下の中にある山岳渓流では、沢伝いでの水の確保は容易でも「安全な水」の確保となると浄水器は必須アイテムです。
沢水をそのまま用いることは、計り知れないリスクがあります。
もともと浄水器自体は持っていたのですが、多量の浄水をする場合は必要以上に時間をとられストレスがたまる一方でした。
緊急時の備えとして携帯するのではなく、一度浄水した水をそのまま持ち運べる浄水器があると便利だなと思いながらも、チマチマ浄水していました。
ある時、知人と山岳渓流へ行く機会の中で、水を持参している様子もないため不思議に思いました。
どうするのかと思って見ていたら、ボトルを取り出して浄水し始めたではないですか。
それを見てこれだと思ったわけです!
豊富な沢筋での遡行なら水の確保は容易、ボトルの重量も自由自在に調整できるのは画期的なシステムとなります。
皆さんの中にも、私と同様の悩みを抱えている方は多いと思います。
今回の記事で紹介するグレイル ウルトラプレスピュリファイヤーは、ストレスフルな悩みを見事解決してくれる浄水器だったのです。
実体験
導入後は日帰り釣行や源流泊を始め、登山でも持ち歩くことの多い頼れる浄水器です。
実体験で感じたメリットとデメリットを解説していこうと思います。
まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック
重量 | 354g |
サイズ(直径×高さ) | 7.5×25.0(cm) |
内容量 | 500ml |
ろ過流量 | 500ml/10秒 |
堅牢なつくりで重量があるように思えば、たったの354gと軽量さに驚かされます。
500mlサイズなので、使用イメージとしてはペットボトルと遜色ありません。
ウイルス、バクテリア、原虫除去率は99.9%であり、浄水した水を安心して飲むことができます。
10秒程度で浄水可能なので、ストレスとは無縁です。
メリット
要点を以下にまとめました。
・ボトル一体型で、余計な物がいらない
・10秒程度で楽々浄水可能
・コンパクトに収納可能、取り出しにストレスがない
1つずつ触れていきます。
ボトル一体型で、余計な物がいらない
何といっても最大の特徴は、浄水装置とボトルが一体となっている点です。
このおかげで、パウチ等の余計な荷物を増やすことなく浄水可能となっています。
一体型となっていない浄水器の殆どは、細々とした物が多いので紛失してしまわないか心配なのですが、ボトル型にはそんな心配は無用です。
ペットボトルや水筒のような感覚で浄水器を使用できるので、浄水器具を忘れてどうしようもなくなるといった事態に陥りません。
忘れ物が多い方には、特に有用な浄水器と言えます。
10秒程度で楽々浄水可能
ウルトラプレスピュリファイヤーは1回で500mlの浄水が可能なのですが、10秒ほどプレスするだけで完結してしまいます。
今まで少量ずつ一生懸命浄水していた私にとっては、これだけで買ってよかったと思いました。
チマチマと浄水するのは本当に疲れます。
多量の水を使用する場面では源流泊が思い浮かぶ方も多いと思います。
調理をしたり何かと一度に多くの水が必要とされるので、ハイキング気分の日帰り釣行や源流泊では必須アイテムです。
水筒の中身は有限ですが、グレイルは無限です。
コンパクトに収納可能、取り出しにストレスがない
ペットボトルや水筒サイズということは、同様に扱いザックに収納することが可能となります。
素材がポリプロピレンのため、他のギアを傷つける心配もありません。
ミステリーランチ 2DAY ASSAULTの横に取り付けていますが、スッポリ収納可能で取り出しにもストレスがないので浄水器であることを忘れる程です。
かさばって使いにくいなど、ユーザビリティ重視でない仕様では本末転倒ですが、グレイル ウルトラプレスピュリファイヤーに限っては心配無用です。
水筒を持ち歩くより、グレイル1つ持った方が楽です。
デメリット
ここからは、デメリットに関して触れていきます。
メンテナンスが必要
使用毎にきちんとしたメンテナンスが必要です。
フィルターの水をしっかり切った状態で、48時間乾燥させなければなりません。
このモデルに限った話ではなく、どの浄水器も使用後はメンテナンスが必要なのですが、面倒に感じる方にはオススメできません。
メンテナンスをしなければ劣化は早まります。
価格帯
値段設定ですが、1万円前後と高めです。
試しで買うにしても、浄水器初心者の方は中々手が出しづらいと思います。
比較的安価な浄水器もあるため、慣れた段階でグレイルを購入するのも手段です。
私は、ソーヤミニをサブとして持ち歩いています。
定期的なカートリッジ交換
カートリッジの耐用年数が初回使用時から3年間のため、2月~9月の間の渓流シーズンしか用途がない場合、あっという間に交換時期がきてしまいます。
そのため、予め交換用のカートリッジを準備しておくことをオススメします。
未開封の状態の耐用年数は10年なので、損はありません。
私も3年毎に交換しています。
まとめ
今回はグレイル ウルトラプレスピュリファイヤーのレビューをしていきました。
ここでおさらいです。
・ボトル一体型で、余計な物がいらない
・10秒程度で楽々浄水可能
・コンパクトに収納可能、取り出しにストレスがない
グレイル ウルトラプレスピュリファイヤーは1回で大量の飲料水を生成できる浄水器には違いありませんが、デメリット部分に面倒くささを感じてしまう方もいると思います。
安全な飲料水をいつでも携帯して飲みたい&短時間で多くの浄水をしたい方にオススメとなります。
荷物の量が限られる山釣りでは、水問題は切り離せません。
今回の記事の内容を踏まえて、装備の1つとして検討ください。
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