こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、19ストラディックC2000SHGのインプレをしていきたいと思います。
「5000円位のリールをつかっているけど、そろそろ違うリールも欲しい。」
「山岳渓流で使い勝手のいいリールが知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・5000円のリールにはない頑強さを備え、なめらかな巻き取り
・ショートキャストからロングキャストまで、柔軟に対応可能
・サブリールとして邪魔にならない、スタメンとしても優秀
巻き取りが早く手返しがいい&ショートからロングレンジまで有効なキャストを狙えるリールとなっています。
悩める釣り人の味方、それが19ストラディックC2000SHGです。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
19ストラディックC2000SHGを使ってみようと思った理由
渓流ルアーフィッシングを始めたばかりの頃は、釣り具屋に並んでいる5000円位のリールを使っていました。
単純にただ釣りをするだけなら、性能としては十分です。
注意してほしいのは、あくまで最低限のスペックはあるという意味です。
その後もオールドリールを多用したため、現代の最新技術が搭載されているリールを使う機会があまりありませんでした。
転機は、いつも使っているオールドリールの故障。
部品が届くまで使うサブとしてのリールを探していた時に出会ったのが、19ストラディックC2000SHGです。
その当時、釣りに同行してくれることの多かった方が使っていたのが決め手になりました。
フィールドが同じ上に、実際に使わせてもらったこともあるので購入に迷いはなかったですね。
安いリールより巻き取りが滑らかで、堅牢な構造。
でも値段はそこまでかけたくない……。
そんな欲張りな私の要求を見事に満たしてくれたのが、今回紹介する19ストラディックC2000SHGだったのです。
実体験
サブで購入したつもりが、いまでは状況によって使い分けをしているので立派なスタメンリールです。
感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。
まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック
ギア比 | 6.0 |
実用ドラグ力/最大ドラグ力 | 2.0/3.0(kg) |
自重 | 185g |
最大巻上長 | 81(cm/ハンドル1回転) |
185gと疲れを感じさせない軽量なリールなので、山釣り師にとっては無視できない点です。
山岳渓流の無垢なトラウト達を相手取るには充分すぎるドラグ力も兼ね揃えており、力負けすることはありません。
滑らかな巻き取り動作のため、ストレスとは無縁の釣りを実現できます。
メリット
要点を以下にまとめました。
・5000円のリールにはない頑強さを備え、なめらかな巻き取り
・ショートキャストからロングキャストまで、柔軟に対応可能
・サブリールとして邪魔にならない、スタメンとしても優秀
1つずつ触れていきます。
堅牢な構造となめらかな巻き取り
単純に釣りをするだけであれば、そこまでの頑強さはいりません。
しかしフィールドが山岳渓流となると話は変わってきます。
くりかえす渡渉、幾度も超える滝、不安定な足場のため転倒してタックルを落とすこともあるでしょう。
何度も地面に置いては取ってを繰り返すのが現実です。
5000円位の安価なリールだと簡単に傷がつき塗装が剥がれます。
道具を大事に使いたい方にとっては致命的です。
その点19ストラディックC2000SHGなら、外部からの衝撃でも傷がつきにくいです。
私は何度も地面にたたきつけてしまっているのですが、安いリールなら1発アウトの所なんとか傷つかずに使用できています。
巻き取りに関してもスムーズです。
なめらかすぎて、オールドリールの感覚で使うとルアーが水面から飛び出てくるほどです。
普段安いリールや古いリールを使っている方ほど、この違いを一番感じることができるのでオススメです。
手の動作を最小限にできるため、ロッド操作とルアーアクションにより一層集中することが可能です。
そしてスムーズな巻き取りは、釣り人の疲労の蓄積を軽減します。
1日の釣りでのハンドル操作を想像すれば、少ないに越したことがないのは明白です。
ショートからロングまで、幅広い範囲に対して有効なキャスト
遠投に向くリールやそうでないものがあるように、得意としている領域が決まっているリールが多いです。
この19ストラディックC2000SHGに関して言えば、その領域が広いという点は無視できません。
巻き取り動作がなめらかで、アクションを少なくできるのでショートレンジにいる魚に対してゆっくりとネチネチしたルアーの動きを見せつけることができます。
安いリールに比べてスプールの回転もはやいので、山岳渓流であればロッドに力を入れずともティップの動きで対岸までのキャストは容易です。
メインは勿論、サブリールとして控えていても損がない
巻き取りもスムーズで、なおかつショートからロングレンジにいる魚に対して有効なキャストができるのでメインリールとしてとても優秀。
私のように他に使用したいリールがあり、故障した際のサブとして持っているといいことがあります。
いい意味でとがった癖がないリールなので、いきなり使う場面が来た時でも修正が他のリールに比べて容易なのです。
山岳渓流では、道具の破損はつきもの。
ロッドは折れますし、リールが壊れることもあります。
サブのタックルを用意するのは保険として必要なことです。
デメリット
デメリットに関して記述していきます。
いい意味でとがった癖のないリールと前述しましたが、そういう癖を楽しみたい方にとっては面白みのかけるリールだと思います。
そのため、オールドリールといった別のリールをお勧めします。
しかし状況による使い分けは、どんなものを使う上でも考慮しなければいけないことです。
今回の19ストラディックC2000SHGを例にあげると……。
必要最低限の巻き取りでアクションが可能ということは、アップストリームでの釣りで水の勢いが強い場合には、リールに対して下手な動きを加えるとルアーが思ったような泳ぎをしない&ルアーが水面から飛び出す可能性が高いです。
「じゃあだめなのか?」ということではなく、水流に逆らったダウンストリームならルアーをしっかり水にかませてアクションをかけていくことができるということです。
その際ルアーもフローティングを使っていては当然沈みませんので、シンキングやディープミノーを検討するといったことが必要となります。
なにごとも、状況によって性能をいかせるように使い分けなければいけないということです。
まとめ
今回は、19ストラディックC2000SHGのインプレをしました。
ここでおさらいです。
・5000円のリールにはない頑強さを備え、なめらかな巻き取り
・ショートキャストからロングキャストまで、柔軟に対応可能
・サブリールとして邪魔にならない、スタメンとしても優秀
巻き取りが早く手返しがいい&ショートからロングレンジまで有効なキャストを狙えるリールなので、メインサブどちらでもオススメできます。
しかしとがった癖がないので、癖のあるリールを楽しみたい方はオールドリールなどの方が良いと思います。
私は状況によってメインサブどちらとしても使っています
気になった方は是非、山岳渓流で使ってみてください。
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