こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、ミステリーランチ ギャラゲーター 19 (GALLAGATOR)を紹介していこうと思います。
「デイパックなんてそもそも必要?」
「山岳渓流で使い勝手のいいデイパックを知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・3ZIPデザインで、内包ギアへ素早くアクセス可能
・街中から源流域まで対応したオールラウンダー
・急な天候変化に打ち勝つ防水性
山岳ギアを手軽に取り出すことのできる利便性&タウンユースからハイキングまで幅広く使いたい方にオススメです。
悩める釣り人の味方、それがミステリーランチ ギャラゲーター 19 (GALLAGATOR)です。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
ミステリーランチ ギャラゲーター 19 (GALLAGATOR)を使ってみようと思った理由
釣り用の「ザック」という概念は当時は存在せずに、フィッシングベストを着用して里川で釣りをするというのがセオリーでした。
登山用ザックを持ち込もうものなら、体の不規則な動きや厳しい自然環境下での使用が顕著な山岳渓流に適合しているわけではないので、怪我をしたりびしょ濡れになったりするのを繰り返しました。
沢登専用の場合は外付けする概念がないので、ギアへのアクセスが不便であり臨機応変に対応することが困難のため、山釣り師向きでもありません。
性能に不釣り合いな高価格製品を押し付けられるのがオチです。
耐久性と防水性が確実、ギアへのアクセスが簡便化され、日帰り釣行程度の収納性に優れているザック……。
そんな夢物語のようなザックなんてあるわけないですよね。
同じ山岳渓流愛好家より、「あぁ、ミステリーランチしかねぇら!」と鶴の一声を頂きました。
藁にも縋る思いで、取扱店舗へ行きミステリーランチ ギャラゲーター 19 (GALLAGATOR)を購入。
1回目の実用で、夢物語の中にいるような感覚に陥りました。
もっと早く巡り合うことができていれば、余計な金額をその他有象無象につぎ込むことはなかったのにと深く後悔することになりました。
ミステリーランチの存在を知ることができただけで、山釣り師人生にとってプラスです。
実体験
導入以降は、山岳渓流への日帰り釣行で重要アイテムとなっています。
感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。
まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック
重量 | 600g |
容量 | 19L |
サイズ | 44×28×23(cm) |
素材 | 210 Rbic and YKK DWR coated zippers |
米国軍人御用達の「ミステリーランチ」製品であるので、堅牢性と耐水性について心配する必要がありません。
210 Robicは「完全防水」を豪語することはできないので、あえて水中に数時間沈めるような凶行に及ぶことは避けましょう。
3ZIPデザインが特徴のザックなので開閉動作は簡便化、ギアへのアクセスが最高水準なのは確定事項です。
メリット
要点を以下にまとめました。
・3ZIPデザインで、内包ギアへ素早くアクセス可能
・街中から源流域まで対応したオールラウンダー
・急な天候変化に打ち勝つ防水性
1つずつ触れていきます。
3ZIPデザインで、内包ギアへ素早くアクセス可能
一番着目すべきポイントは、3ZIPデザインにより内部へ収納した道具類を一瞬で全て確認することができる点です。
ギアのパッキングや取り出し動作において、1つ1つを順序だてて全てを内外へ移動させるという無駄極まりない儀式をする必要がありません。
触れる必要のないギアを取り出したことで、紛失した経験は?
もちろんあります。
自分好みの場所までジッパーを移動させることが可能なので、外付けしたギアまで取り外して調整する必要はありません。
ザック上部や内部にも収納スペースが別枠で設けられており、救急救命物品や行動食といった緊急&普段使い物品への迅速な対応が可能です。
厳しい自然環境下での判断を省略したい山釣り師にとって、大きなアドバンテージとなります。
街中から源流域まで対応したオールラウンダー
山釣り師はマイナーな存在であり、1回で4000円程度払って満足する管理釣り場ユーザーやビール腹を見せつけながらベストをキツメに装着する人々の方が有名です。
そのため、厳しい自然環境下を遡行する「釣り人」にあったザックは存在しませんでした。
今は、「ミステリーランチ」という情報へ容易にアクセスできます。
19Lという少なすぎず多すぎないバランスの取れた容量を実現しているので、タウンユースの問題がないのを始め、ギアを取捨選択した日帰り釣行でも利用できます。
数十kmの山道にてMTBをこぎ続けないといけない状況下では、2DAY ASSAULTではなくギャラゲーター 19を選択して身体負荷評価をしました。
最初から2kgザックを選択しないことで、リスクマネジメントが容易でした。
一定の間隔で有人山小屋配置、豊富な登山客、道迷い要素のない踏み固められたルート、難所無しといった要素を満たす山は長野県に多いです。
10月~11月の北アルプス、常念岳や燕岳は特に該当。
少量の積雪や視界不良、風があっても問題なくミステリーランチ ギャラゲーター 19が使用できます。
急な天候変化に打ち勝つ防水性
登山用ザックは軽度の撥水処理程度しかされておらず、別途購入の高額のシェルターを持ち運ぶ必要があります。
沢登用ザックに関してはスタイルが多く、「中身が濡れるの前提だからなぁ!」というのは珍しくありません。
しかしミステリーランチなら……?
米国軍人が愛用する堅牢性と耐水性が基本スペックとして搭載、劣悪環境下で身体限界酷使が前提の使用でも問題ないのです。
急な天候変化含め、沢で水がかかっても中身が全く濡れませんでした。
210 Robicは「完全防水」を豪語することはできないのに、山岳ギアを守ってくれる安定性を見せつけてくれます。
👤「この登山用ザックの耐水性は、最新技術を盛り込んだ高水準です!〇×△□…!」
といった店舗のセールスはよく聞くトークですが、実体験皆無の上、愛用品でもないのが分かりきってますね。
心配な方は、タウンユースから体を慣らすのがオススメです。
デメリット
可もなく不可もなしといった19Lですが、フライタックルとルアータックル両方持参かつクライミングギアや撮影器具に加え、量を重ねすぎると限界を迎えるのが事実です。
アクリルケースで魚体を観察したい気持ちや食料を充足させたい思いも捨てきれることはできないので、ミステリーランチ 2DAY ASSAULTに変更させました。
取捨選択の結果、19Lに限界を感じた場合は変更をオススメします。
ミステリーランチ製品によくあるのが、人気完売のため販売終了となるという流れです。
事実、ギャラゲーター 19は生産終了となっており、ギャラゲーター 20が新しく販売開始となっています。
ショルダーハーネス部分にアウトドア特化ポケットが付属となったので、嬉しい点ですがカラーがニュータイプとなっているのがポイントです。
気に入った性能やカラーの時点で、購入しておくことが後悔しない点になります。
まとめ
今回は、ミステリーランチ ギャラゲーター 19 (GALLAGATOR)を紹介していきました。
ここでおさらいです。
・3ZIPデザインで、内包ギアへ素早くアクセス可能
・街中から源流域まで対応したオールラウンダー
・急な天候変化に打ち勝つ防水性
山岳ギアを手軽に取り出すことのできる利便性&タウンユースからハイキングまで幅広く使いたい方にオススメです。
オールラウンダーの実力を感じてみたい方は、是非購入して渓で使ってくださいね。
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