こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は天竜川水系へヤマトイワナ開拓をしてきました。
本釣行は、2022年3月の内容をまとめたものとなっています。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
下流域
極寒の2月を過ぎたといっても、山の中では変わらず雪が行進を阻みます。
もう少し暖かくなってから奥を目指せば問題はないのですが、気になったら行かずにはいられない性格なので、結果いばらの道となることが多いです。
この年は特に積雪が多い年だったので、余計に時間がかかってしまいました。
林道をラッセルしていくと、斜面から視線を感じました。
頭上を見上げてみると、カモシカがお出迎えしてくれたようです。
カモシカは狭いテリトリーで生活しているので、同じ区間で見ることがあったら同一個体の可能性が高いです。
一息ついて、奥を目指していきます。
数時間歩き、ようやく目的地へ到着しました。
想像していた通り、雪深く所々凍り付いていたため慎重に遡行していくことにします。
シンキングミノーでアクションをかけていくと、黒い影が追ってくるのが見えます。
青色ベースのヤマトイワナが出てきてくれました。
アップすると、より青さが強調されて観察することができます。
遠山川水系のヤマトイワナは全体として青い個体が多いような印象がありますが、この地域としてはあまり見ないような模様ですね。
雪がなければ遡行の難度はそれ程高くないと思うのですが、1歩進むごとに足場を確認する必要があるので倍以上の時間がかかってしまいます。
岩と岩の間に足を踏み込んでしまうといったこともあるので、注意が必要です。
上流域
こちらは、別の支流のイワナですが、同じ筋の沢でも違いあることが分かります。
全体として赤く、ルアーと似たような模様です。
まさに絶句。
両岸が切り立った区間ですが、雪と土砂が流れ込んだ影響で完全に埋もれてしまっています。
これ以上は釣りというより、ただの沢登になりそうな予感がするので終了です。
この先は、暖かくなってからとしましょう。
山岳渓流では、今回のように予想できないようなことに直面することが多いのが事実。
釣り具以外にも入念に準備をして、慌てず冷静に対応できるようにしておくことが大切です。
まずはよく行く渓の特徴に合わせて、何が必要かどうか考えてみることから始めてみてくださいね。
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