こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は遠山川水系のヤマトイワナ開拓をしてきました。
本釣行は、2023年4月の内容をまとめたものとなっています。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
下流域
中央アルプス周辺の渓と比較して、遠山川水系は南信に位置するため残雪は殆どありません。
もう少し早い時期に訪れた場合はスノーブリッジがあるのかもしれませんが、上や下どちらを通ろうとも危険なことには変わりないので、丁度良いタイミングで開拓ができました。
遠山川水系は他の水系と比較すると支流の数も少ないため、だいたいの場所はワンシーズンで行くことができます。
午前の時点で天気にも恵まれていたため、今回は奥まで進んでみることに。
最下流から釣り上がることにし、普段より舗装された道を進んでいきます。
岩や倒木がある道の方が、歩きやすいと感じてしまうのは渓流釣り師あるあるです。
なんとも色合いが薄い感じから、遠山川水系の渓というのが伝わってきます。
天竜七石の1つである『天竜の赤石』は、遠山川水系の至る場所で見ることが可能です。
個人的には、硯でも有名な竜渓石(上伊那)を探したいのが本音。
たまたま立ち上がったところをパシャリ。
ヤマメやアマゴでは、不可能な体勢でもイワナなら簡単にこなしてしまいます。
多少の水があれば蛇のようにうねうねと這って行くので、もはや爬虫類のようにしか見えません。
今回はルアーで釣り上がっていきましたが、フライでもストレスなくキャストできそうな渓なので、もし再訪することがあればそっちも試してみたいですね。
ブルーのまだら模様を見ると、遠山郷で釣りをしているなぁと実感することができます。
上流域
他の水系だと支流ごとにイワナの模様がかなり異なる場合が多いのですが、遠山川水系では基本の色合いが同じ場合が多い印象です。
もちろん、過剰なまでに朱点の主張が強い個体がいる渓もありましたが、そこだけだったので独自に個性を伸ばしていったのでしょうか。
見返すと写真左上に、赤石が転がっていました。
土砂と倒木も確認できるので、かなりの頻度で大水が出る&渓相が変化するといったことが推察されます。
普段からリスクマネジメントを徹底しておくことで、「まさかそんな事態になるとは…。」といったような状況に陥ることを回避できるようにすることが大切です。
夢中になって釣り上がってしまったので、沢を下るor尾根まで登るという選択をしなくてはいけません。
結局沢を下ることにしましたが数時間かかったため、下から釣り上がることは今後ないでしょう。
しかし、イワナのためなら何度でも同じことをしてしまうと思うと自分自身にあきれてしまいます。
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