こんにちは、モモです。
今回は、初心者向けに道具選びのポイントとオススメアイテムを解説していこうと思います。
「渓流釣りを始めてみたいけど、色々試すお金がない……。」
「山岳渓流で使い勝手のいい道具を知りたい!」
「先人がどんなポイントを重視しているのか気になる!」
と悩まれている初心者の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・コンパクトに収納可能であり複雑な構造ではない
・消耗スピードを許容できるか
・現場で想定されるリスクに対応できるか
以上の3点になります。
このポイントを知らずにいると、今後の道具選びの際に後悔する可能性が高いのです。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
道具選びのポイント
道具選びは、人によって重視するポイントが異なります。
「最低限の機能を果たせばいい。」
「釣果を優先したい。」
「環境に配慮したものを使いたい。」
など、まさに十人十色といった状況です。
その中でも押さえておかないと後悔するポイントが……。
・コンパクトに収納可能であり複雑な構造ではない
・消耗スピードを許容できるか
・現場で想定されるリスクに対応できるか
1つずつ見ていきましょう。
コンパクトに収納可能であり複雑な構造ではない
フィールドを問わず大前提として、持ち運べるものには限りがあります。
否が応でも、現場では手持ちのカードを駆使して対応するしかないのです。
コンパクトに収納可能な道具を選択するということは、手数を増やすことに繋がります。
代替手段を講じるという手立てもありますが、初心者のうちに、基本的な用途別の道具を使えるようにしておくことが大切です。
基本が疎かになっていると、使えるものも使えません。
また、扱いが複雑となっている道具は、トラブルが発生した場合に対応することが困難だということです。
リカバリーができるものでないと、自分から手数を減らすことになります。
コンパクトかつ単純な構造となっている道具を選択し、扱い慣れておくことが大切です。
消耗スピードを許容できるか
一般的に道具は消耗品であり、買い替えが必要なものです。
どれだけ大事にメンテナンスを続けても、外部環境下にいる渓の中で使うものは、さらに消耗が激しくなります。
高価なものであれば、頑強な素材が用いられ厳しい耐久テストを通過していることが多いため値段はある程度参考になります。
安価なものは使用後、ものの数回で壊れるということは多いですが、その逆は少ないです。
危険な状況下に陥った際に、たいした思いれもなく信頼もしてない道具に命を預けられますか?
安価で一度購入したら一生使える、どんな環境下に晒しておいても消耗することは絶対にない道具があれば、考える必要はありません。
しかし、そんなものはありません。
消耗品であることを理解した上で、自分の中で許容できる買い替えの頻度が、どの程度のものなのか把握できないと、どんな道具を選んでも満足することはできません。
現場で想定されるリスクに対応できるか
リスクには5つの要因があるという考え方には、SHELL分析といったものがあります。
その中の1つには、H(ハードウェア)も含まれており、道具の選定が重要であることが分かります。
山の中での受傷にはファーストエイドキット、低血糖には行動食を当てる、といったリスクに応じた道具を選ばないと対応ができません。
山で想定しうる最悪の事態は死です。
用途が不明瞭な道具を持参して、わざわざリスクを上げる必要はありません。
ザックに入れた道具が、リスクに対応できるものであるか、常に吟味することが必要です。
オススメアイテム
最低限のポイントを理解したうえで、自分の趣向にあった道具を選んでいけば後悔することはないです。
ここでは、参考までに私のオススメアイテムを紹介していこうと思います。
・コンパクトに収納可能であり複雑な構造ではない
・消耗スピードを許容できるか
・現場で想定されるリスクに対応できるか
ポイントを押さえておきましょう。
パックロッド
RZI50UL‐4がオススメなのですが、現在生産終了で入手は困難です。
スペックを受け継いでパワーアップした後継機がRZI484S‐ULです。
オススメのパックロッドをまとめた記事があるので、ご覧ください。
ゲーター
渓流での軽快な動きを実現するには、ゲータースタイルは必須です。
初心者にオススメのゲーターをまとめた記事があるので、ご覧ください。
ライン
シンプルな構造のナイロンラインがオススメです。
弱点の耐久性も向上させたものとなっています。
他のオススメラインを知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
ルアー
深場に定位しているイワナに対しては、シンキングミノーが有効です。
オススメのルアーをまとめた記事があるので、あわせてご覧ください。
浄水器
山での安全な水の確保には、浄水器は必須です。
グレイル、ソーヤミニは個別で詳細なレビュー記事があるのでどうぞ。
用途別にオススメの浄水器をまとめた記事もあるので、あわせてご覧ください。
行動食
いかに効率よくエネルギーを確保するかといったことが、行動食には必須です。
オススメの行動食を一覧にしてあるので、あわせてご覧ください。
まとめ
今回は、初心者向けに道具選びのポイントとオススメアイテムを解説していきました。
ここで、おさらいです。
・コンパクトに収納可能であり複雑な構造ではない
・消耗スピードを許容できるか
・現場で想定されるリスクに対応できるか
最低限この3つをおさえて、今後の道具選びに後悔がないようにしてくださいね。
アウトドア&スポーツ ナチュラム
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