こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は天竜川水系へヤマトイワナ開拓をしてきました。
本釣行は、2023年2月の内容をまとめたものとなっています。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
下流域
長野県の渓流解禁日は2月16日、朝5時を過ぎても辺りは真っ暗闇です。
気温も氷点下を下回っており、手足は凍りつくように冷えきっています。
解禁当初の時期、積雪の表面は滑って危険です。
アイゼンを装着しないと踏ん張りもきかないため、ブーツに装着していきます。
林道をラッセルしながら進み、目的の沢へ到着しました。
水量をみてまずは一安心、なんとか釣りにはなりそうです。
雪があると先行者の有無が分かりやすくて助かります。
この日はどうやら一番乗りだったようです。
ようやく太陽が上がってきたタイミングで、タックルを準備していきます。
当然ですがキャストをしてもガイドが凍り付き、ラインに氷の粒が形成されてしまいます。
私は凍結防止スプレーを2‐3月の間使用することで、そういったトラブルを避けています。
対策を練らないで釣りを続けると、ガイドやラインについた水滴がスプール部分まで及び凍りついてしまうからです。
そうなると、釣りどころではありません。
上流域
白泡直下に狙いを定めミノーで探っていくと、錆の残ったヤマトイワナが出てきます。
何度かチェイスを繰り返し、食いついてくれました。
一度シングルフックにしっかりとかかると、バレることはそんなにないので重宝しています。
ミノーによってはトレブルフックを採用したりしていますが、基本的にはシングルです。
この時期ならではの光景です。
こんな過酷な環境下でも、たくましく冬を越えている渓流魚を見ると、畏敬の念を抱きます。
こちらは、同月に他の支流にて調査をした際の個体です。
ユラユラと出てきてフライに食いついたときは驚きましたが、ドライフライの可能性を堪能することができました。
朱点の周囲がうっすらと黒く見えます。
模様をしっかりと見たい時は、アクリルケースに限りますね。
雪があることで沢との境界が認識しにくい上に、滑りやすいのがこの時期の特徴です。
しっかりと安全管理をして、遡行していきましょう。
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