こんにちは、モモです。(@sanshibu)
今回は、スノーピーク(snow peak) チタン トレック 700を紹介していこうと思います。
「チタンマグなんてそもそも必要?」
「山岳渓流で使い勝手のいいチタンマグを知りたい!」
「気にはなっているけど、実際の所どうなのかな?」
と悩まれている釣り人の方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
山岳渓流が多い長野県で、年間最大100回以上の釣行をしている筆者が本音で解説!
結論から言うと…
・軽量&コンパクトにスタッキング可能
・調理の幅が広く、ソロにピッタリ
・同社製品との相性が抜群
ミニマリストのようなスタッキングをしたい&調理の幅を狭めたくない方にオススメです。
悩める釣り人の味方、それがスノーピーク(snow peak) チタン トレック 700です。
さっそく詳しくお話していこうと思います。
スノーピーク(snow peak) チタン トレック 700を使ってみようと思った理由
私は元々、ガス缶を用いた調理を日帰り釣行や源流泊でするのが好きでした。
焚火缶を始め、メスティンなど様々な調理器具を持ち込んでは、その時々に食べたいものを食べるというものです。
しかし、ウルトラライトの利点も大きい。
山釣り師の皆さんはご存知だと思われますが、持ち込めるギアが制限される山岳渓流では、厳しい自然環境下にも対応できるだけの装備にする必要があります。
重量を完全に無視したパッキングにすると、最悪の場合は行動不能に陥るリスクがあるからです。
常に、行く先の環境に合わせた装備を整えるのが大切です。
私はガス缶の中でもOD缶を用いた調理を好んでするため、必要最低限のギアを詰め込んでも写真の様な量になってしまっていました。
極端にかさばりストレスがあるわけではないのですが、改良の余地が大いにありそうです。
せめて、OD缶はさらに小さくできそうです。
そんな中ふと思い出したのが、110サイズのOD缶をマグにスタッキングしていた知り合いのことです。
既にスノーピークのチタンマグを愛用していたので、同社でスタッキングに適している製品はないか探していたところ、チタン トレック 700を発見しました。
ものは試しと購入をしたわけです。
実体験
導入以降は、日帰り釣行や源流泊での必須アイテムとなっています。
感じたメリットとデメリットを踏まえ、解説していきたいと思います。
まずは、基本スペックを簡単に紹介します。
基本スペック
容量 | 700ml |
重量 | 135g |
サイズ | φ10.5×12.8cm |
材質 | チタニウム |
材質がチタニウムのため、熱伝導率が高く温まりやすいのが特徴。
チタンマグ同様に取っ手が折りたたみ可能であり、収納の邪魔にはなりません。
蓋が付属しているため、湯切りやケトルとしても利用可能な点は、他にない仕組みですね。
110サイズのOD缶が容易に入るのがポイントです。
メリット
要点を以下にまとめました。
・軽量&コンパクトにスタッキング可能
・調理の幅が広く、ソロにピッタリ
・同社製品との相性が抜群
1つずつ触れていきます。
軽量&コンパクトにスタッキング可能
チタニウムのため、高い強度と軽量化を両立できており、重量はたったの135gしかありません。
700mlの容量があることを踏まえると、圧倒的な軽さだということが分かります。
写真のように、OD缶・バーナー・スプーン・ライターを余裕でスタッキングすることが可能です。
調理器具をひとまとめにすることで、機能面に優れている上、小さなギアを紛失するリスクも解消されるためストレスがありません。
ミニマリスト専用と宣言するだけのことはありますね。
今まで別々に収納していた私にとっては、まさに目から鱗の状態でした。
かさばっていたギアがチタントレック1つの中に全て収納可能になる様は、見ていて気持ちのいいものです。
調理の幅が広く、ソロにピッタリ
「調理器具が1つだけに限られると、調理の幅が狭まるのでは?」と思われる方もいると思いますが、そんな心配は無用です。
200~300ml前後であると、スープ程度が限界かもしれませんが、チタントレックは700mlの容量があるため余裕を持った調理が可能です。
容器からあふれる位、ギチギチに詰め込んでも……。
余裕をもって、冷麵を作ることができました。
蓋に開いた穴が、麺類の調理をするポイントになっています。
蓋を被せた状態で、ひっくり返して湯切りが可能なのです。
また、お湯を沸かしてケトルとして利用することもできるため、少量ずつお湯を足していきたい場合にも便利です。
写真の様なお湯と一緒に加えるだけの調理なら、必要最低限の装備で済むのでベースウェイト以外の調整が簡単になります。
他にも厚底なので炒め物や炊飯も可能なため、自分だけの料理を用意するのに充分となります。
同社製品との相性が抜群
チタントレックの意外に優れた点が、同社製品との相性の良さです。
蓋の穴に、チタンフォークを差し込むことが可能です。
チタンマグ450に、チタンフォークを加えてみると……。
これが……。
このようなスタッキングが可能になります。
この場合は、OD缶はチタントレック内に収納できないので、蓋をした上に取り付けるようにします。
付属の袋に余裕を持って入れることができます。
チタンマグを使いたい場合にも、お手軽にスタッキングできるのでかさばる心配はありません。
簡単なスープ程度であれば、チタンマグで代用できるため、チタントレックと組み合わせることで複数の調理も同時進行で可能となります。
デメリット
まず、チタントレック700ですが既に廃盤となっているため、定価での入手が困難になります。
出回った製品を買うか、各店舗の在庫の放出を待つしかないのが現状です。
すぐに使いたい方にはオススメできませんね。
蓋が本体と完全にくっつかない点も、意外に面倒な側面です。
ゴムバンドを巻き付けるか、付属の袋を使うことで解消可能ですが、カチャカチャずれるのにイライラしやすい方は購入を避けたほうがよいです。
どちらか1つは選んで対策を立てなければいけません。
冒頭にも述べましたが、700mlのためソロとしては充分なスペックを発揮してくれますが、集団だと物足りなさを感じてしまいます。
あくまでもソロ用として理解している方はよいですが、多人数で沢山調理をする目的の方は、焚火缶を購入するようにしましょう。
まとめ
今回は、スノーピーク(snow peak) チタン トレック 700を紹介していきました。
ここでおさらいです。
・軽量&コンパクトにスタッキング可能
・調理の幅が広く、ソロにピッタリ
・同社製品との相性が抜群
ミニマリストのようなスタッキングをしたい&調理の幅を狭めたくない方にオススメです。
日帰り釣行や源流泊が多い方は、是非検討してください。
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